MOT 働きながら技術経営が学べる1年制大学院 日本工大MOT

起業プロセス論

  • Entrepreneurship Theory
担当教員 平川 淳 専任・客員 専任 単位数 2単位
開講学期 夏学期 開講曜日・時限 木曜日 1・2時限
位置づけ 起業・第二創業コース分野 応用段階
科目紹介
科目の重要性・
必要性
① 起業するにあたって、会社設立の方法、そして新事業を立ち上げる際のスタートであり、最も重要な「新事業テーマ」の選定の方法「新事業コンセプト」の構築を、独自のノウハウや数多くの実績を通じて実践的に学ぶ講座。
② 講義内容は、多くの中小・中堅企業で、新事業コンサルティングの実績があり、自らも新事業を立ち上げた経験がある講師が、実際に活用した独自のコンサルティング手法、数多くの実例の話を通じて、できるだけリスクが少なく成功確率の高い実践的な新事業起業化のノウハウが身につくような内容となっている。
③ 当講座は、プロジェクト方式(ワークショップ形式)であり、講義だけでなく実際に企業において実施している方式を取っているために、独自のコンサルティングノウハウのみならず、実務としての新事業起業化の体験が出来るようになっている。
④ これから独立して新事業を興したい、企業内で新事業を考えているが、何をやったらよいかわからない、新事業のテーマがみつならないといった人は是非受講していいただきたい。
⑤ 新事業を企画し立ち上げ成功させるプロセスにおいて、新事業のテーマを探すというスタートの位置づけである。
科目の目的 これから起業しようする人にとって、何をやるか(新事業テーマ)の設定はもっとも大切である。当講義を通じて受講生が自分自身で本当にやりたいテーマ、事業性があるテーマを、アイデアレベルから新事業コンセプトとして纏めるとともに、実行段階においてスタートである会社の設立方法を学ぶことを目的とする。
到達目標 受講生各自が、新事業を起業する手順を理解し、新事業テーマの選定ノウハウを身につけ、実際に起業もしくは企画してみたいと思う新事業テーマを見つけることとその新事業コンセプトの構築を目標とする。
受講してもらいたい
院生
これから独立して起業したいと思っている人、または企業内で新事業・新商品の開発を推進したいと考えている人。
授業計画
1回 予習・復習 新事業推進に対する自分の考えを纏めておく。
授業内容 ・新事業概要(新事業の重要性、成功の難しさの認識)
・実例から学ぶ新事業失敗の原因、成功の法則。新事業を推進するパターン。
2回 予習・復習 テキストに基づき新事業の進め方の全体像を理解しておく。
授業内容 ・新事業実施方法の全体像の理解。(進め方の全体像と個別手法の紹介)
・新事業推進フロー、新事業推進のステージ管理、ステージごとのポイント
3回 予習・復習 ・アイデアから会社設立まで新事業を推進する大まかな進め方を復習し理解度を高めておく。
・新事業を進める際にどんな体制で推進しようとしているのか各自検討しておく。
授業内容 ・新事業推進体制の構築方法(個人で企業、社内プロジェクト、既存組織への委託、アライアンス)
・会社の作りかた(株式会社か?合同会社か?)、企業提携の方法、
・社内プロジェクト進め方と留意点
4回 予習・復習 ・何のために新事業、新商品を推進するのか各自検討しておく。
授業内容 ・新事業ミッションの確立
・ミッションの重要性、考え方、ミッションの検討、ミッション経営での成功事例
5回 予習・復習 ・新事業に活用できる自社(自分)の強み弱みを纏めておく
・今後成長すると思われる分野(ビジネスチャンス)を検討しておく。
授業内容 ・自社の強み把握(新事業を推進する為のシーズの抽出)
・技術資源分析、商品分析、開発テーマ分析。販売分析、財務分析の手法紹介
・成長分野の把握(新事業として進出すべき成長分野、成長トレンドの把握)
・マクロインパクト分析、成長分野分析の手法紹介
・SWOT分析纏め
6回 予習・復習 ・何のために新事業、新商品を開発するのかを各自纏めておく。
授業内容 ・新事業ビジョンの構築(企業として新事業の方針を明確にする)
・新事業ビジョンの重要性、先進企業分析,四画面思考によるビジョン作成
7回 予習・復習 ・新事業ビジョンの重要性の確認と構築方法
・アイデア発想に必要な情報収集方法
授業内容 ・アイデア発想に必要な意識のあり方
・新事業アイデア発想(新事業のアイデアの抽出)
・N-Sマトリックスの作成、オズボーン法、ブレーンライティング法によるアイデア抽出
8回 予習・復習 ・各自、分野を問わず最低10以上のアイデアを抽出しておく。
授業内容 ・アイデアの評価(アイデアを定性的に評価する1次評価)
・9象限マトリックスによるアイデア1次評価
・ブレーンライティング法によるアイデア抽出の実践
9回 予習・復習 ・各自、分野を問わず最低10以上のアイデアを抽出しておく。
・アイデア一次評価方法の習得
授業内容 ・アイデアの評価(アイデアを定性的に評価する1次評価)
・9象限マトリックスによるアイデア1次評価
・各自持ち寄った新事業アイデアを全員で評価する。
10回 予習・復習 ・アイデア一次評価方法の復習
・各自一次評価したアイデアの中で有望なアイデアを3~5選んでおく。
授業内容 ・アイデアの2次評価(アイデアを定量的に評価する方法)
・2次評価の考え方、評価基準の作り方、評価方法の紹介
・情報収集方法と探索シートの活用方法
11回 予習・復習 ・アイデア二次評価の方法の習得
・アイデア二次評価結果から優先度の高いテーマの選定
授業内容 ・独自の評価基準に基づくアイデア二次評価の実施
・受講生が自分のテーマについて二次評価のを行う
・全員で評価についての検討
12回 予習・復習 ・アイデア二次評価の手法の復習
・各自が優先テーマを2~3テーマ選定しておく。
授業内容 ・新事業テーマの抽出(新事業テーマを決定する)
・戦略マップの作成(有望新事業を戦略マップにまとめる)
・新事業戦略マップの説明、作成方法、活用方法の習得
13回 予習・復習 ・戦略マップの理解と活用方法の習得
・戦略マップによる優先テーマの選定
授業内容 ・事業性評価による新事業テーマの決定(実施すべき新事業テーマを決める)
・確率リスク分析による事業性評価とテーマの優先順位付け
14回 予習・復習 ・事業性評価の手法の確認
・自分のやりたいテーマの選定と新事業コンセプトの概要検討
授業内容 ・新事業コンセプトの構築
・新事業コンセプトチャート活用によるコンセプトの構築
・アトリビュートマトリックスによる新事業コンセプトのブラッシュアップ
15回 予習・復習 新事業コンセプトの確認とアトリビュートマトリックスの活用方法の習得
新事業推進プロジェクト実施体制とリーダーシップあり方として、「八甲田山」のテキストの読み込み
授業内容 実行組織論(新事業を推進するための組織の構築)
新事業実行組織の種類と特徴。プロジェクトマネジメント、リーダーシップについて学ぶ
ケーススタディー「八甲田山」
授業方法 ワークショップ方式で講義とケーススタディー、実践を通して、新事業のテーマ選定のノウハウを学ぶ。
テキスト 講師が毎回配布する教材と参考資料を中心に授業を行う。
参考図書 都度テーマによって参考図書を紹介する
成績評価
評価の視点 評価
ウェイト
備考
ケーススタディーの討議により、新事業を推進するにあたって必要な知識、手順、独自ノウハウの理解度評価 70 %
同様に討議により、自身の課題への適用度、応用度、及び創造性を評価 30 %
合計 100%  
受講生へ 特に準備する必要はないが、起業したいと思うアイデアやテーマがあればまとめておくこと。また、新事業を推進するにあたっての疑問点があれば整理しておくこと。
講義を聴くだけでなく、自ら起業するあるいは企業内で新事業に挑戦するという意識を持って、ミッションの構築、アイデア抽出、アイデアの評価、新事業コンセプトの構築等積極的に議論に参画すること。
その他 ・講義を通じて実際に新事業のテーマ抽出、新事業コンセプトの構築が行えるように、講義内容を実践的なものにしている。
・講義内容によってDVDによる授業を行う。
・アイデア評価は実際に自分が発案したアイデアの評価を行う。
・必要に応じて起業家との議論の場を提供する
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