MOT 働きながら技術経営が学べる1年制大学院 日本工大MOT

中小企業技術経営ケーススタディ

  • Case Studies on Management of Technology of SMEs
担当教員 西尾 好司 専任・客員 専任 単位数 2単位
開講学期 秋学期 開講曜日・時限 火曜日 1・2時限(隔週)
位置づけ 中小企業技術経営コース分野 ケーススタディー段階
科目紹介
科目の重要性・
必要性
 本講義では、第一線で活躍しているゲストスピーカーを招聘して講義・議論するものである。そして、春・夏学期で学習した基礎的・理論的な項目と実際の企業での経営や製品・サービス開発活動とのギャップを考える機会を提供する。モノを作る・開発だけでなく、どのように使われるのか、顧客・消費者・生活者とはどのような存在か理解を広げる機会を提供したい。
 講義だけでなく、自身のビジネスにおいてゲストスピーカーとのネットワーク作りにも活用できるようにする。例年、講義の後に自社の業務についてゲストスピーカーと独自に交流を持つケースが生まれている。
科目の目的  ニッチトップ企業の経営者、技術系企業の支援の専門家、イノベーション政策の担当者など、第一線で活躍しているゲストスピーカーによる講義及び議論を行う。そして、経営者の意思決定、実行へ移すための苦労、事業を創出するための社内外の資源導入、将来を考察することの重要性などを理解することを目的とする。また、理解した内容を自分の視点でまとめること、あるいは、他者の意見や視点も参考にして、春・夏学期に学習したことの理解を深めることも目的とする。
到達目標  ゲストスピーカの講義・議論から自身にとって重要だと思う点、これまで学習したことや自社内での認識や行動との比較などを簡潔にまとめられるようにする。
 招聘するゲスト・スピーカーは多様であり、それぞれの講演も多岐にわたるので、自分の専門・関心領域でないことについて、新しい気づきを得ることを重視したい。技術や市場の現状だけでなく、社会を含めた将来像や社会課題を考えることの重要性も理解してもらいたい。
受講してもらいたい
院生
 中小企業経営者及び後継者・幹部候補社員、起業者に加えて、第一線で活躍している経営者や専門家の話しを聞き、直接議論したい方に受講を薦めたい。
 ゲストスピーカーには、参加者の特定課題研究に関連する質問をする場合もあることを伝えており、自身の特定課題研究にも積極的に活用してほしい。
授業計画
1回 予習・復習 予習:初回は必要なし
復習:次回(第3回以降に)向けてレポートのまとめ方の確認
授業内容 イントロダクション:本講義の概要(1)
・本講義の問題意識、講義の進め方、ケーススタディの説明、レポートのまとめ方
2回 予習・復習 予習:必要なし
授業内容 イントロダクション本講義の概要(2)
・次回以降の講義について、問題意識、ゲスト・スピーカーの紹介、事前の準備について説明
3回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:講義の内容の確認
授業内容 中小企業(ニッチトップ企業)の技術経営(1)
・経営戦略、技術戦略、技術開発、製造業の将来など、企業経営者からの講義
4回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:クラスでの議論の内容の確認
授業内容 中小企業(ニッチトップ企業)の技術経営(1)
・経営戦略、技術戦略、技術開発、製造業の将来など、クラスでの講演
5回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:講義の内容の確認
授業内容 中小企業(ニッチトップ企業)の技術経営(2)
・最先端技術・製品開発、グローバル化など企業経営者からの講義
6回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:クラスでの議論の内容の確認
授業内容 :中小企業(ニッチトップ企業)の技術経営(2)
・最先端技術・製品開発、グローバル化などクラスでの議論
7回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:講義の内容の確認
授業内容 知識創造の場(1)
・イノベーション活動を推進するための社内の知識創造活動、知識創造の場を構築など講義
8回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:クラスでの議論の内容の確認
授業内容 知識創造の場(2)
・社内を新しい知識創造の場にするための取り組みについてクラスで議論
9回 予習・復習 予習:自社の知財戦略、自社のビジネスの中で国際標準に関連することがあれば概要を理解しておく
復習:講義内容の確認
授業内容 標準化・知財戦略(1)
・標準化の歴史、重要性・意義、Open/Close戦略、IoTや高齢化社会関連での取り組みなどを講義
10回 予習・復習 予習:自社の知財戦略、自社のビジネスの中で国際標準に関連することがあれば概要を理解しておく
復習:クラスでの議論の内容の確認
授業内容 標準化・知財戦略(2)
・課題を提示してクラスで議論する
11回 予習・復習 予習:自社から見た日本の中小技術系企業の課題は何かを考える
復習:講義の内容の確認
授業内容 ベンチャー・技術系企業支援の専門家からみた日本企業の現状と課題(1)
・技術系企業の支援機関専門家による日本の技術系企業の現状と課題について講義
12回 予習・復習 予習:自社から見た日本の中小技術系企業の課題は何かを考える
復習:クラスでの議論の確認
授業内容 ベンチャー・技術系企業支援の専門家からみた日本企業の現状と課題(2)
・技術系企業が競争力を強化するための方法についてクラスで議論
13回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:講義の内容の確認
授業内容 :ソーシャルイノベーション(1)
・実務家による、高齢化社会、コミュニティなどの観点からソーシャルビジネスについての講義
14回 予習・復習 予習:ゲストスピーカーの所属企業の概要、事前配布資料がある場合は必ず読み、疑問点を整理しておく
復習:クラスでの議論の内容の確認
授業内容 ソーシャルイノベーション(2)
・社会課題の解決につながらサービスや製品の開発、利用のしやすさ、普及について議論
15回 予習・復習 予習:これまでの講義から自分が何を学んだかの確認と5分程度の発表の準備
復習:クラスの発表の確認
授業内容 まとめ
 6回のケースから各自の気づきを発表する(クラスの中で各自の気づきをシェアするため)
授業方法 2日目~7日目(第3回~14回)は、6人のゲスト・スピーカーを招聘する。企業経営者や製品開発・サービス構築の実務家による講義と議論を行う。ゲスト・スピーカーの都合によりシラバスで記載されたスケジュールが変更される場合があるので、秋学期のオリエンテーションと初回に説明する。
テキスト 特に指定しないが、ゲスト・スピーカーから指定される場合は事前に通知する。
参考図書 特に指定しない。
成績評価
評価の視点 評価
ウェイト
備考
ゲストスピーカー及びクラス内での議論への参加状況 40 %
レポートの提出(2回)
レポートは、A4で1枚以上とし、①ゲスト・スピーカーの講演・議論を自分の視点で文章としてまとめること、②クラスやグループワークでの議論から自分の気づきを記載すること。①と②の両方で最低A4で1枚以上のレポートとして提出すること。
また、6回(3コマ~14コマ)のうち、最低2回分を提出すること。
40 % レポートは、自身のまとめであり、会社の同僚とシェアすることにも活用できる。
最終回で、自分の気づきを①印象に残った講義とその気づき、②講義全体からの気づきを発表(資料等の準備は不要)し、クラスでシェアできるようにする。
欠席の場合は、レポートで代替可。
20 %
合計 100%  
受講生へ 第一線で活用している著名なゲスト・スピーカーを招聘し、講義の最後に名刺交換の時間を設け、1:1で話をする機会をセットするので、ネットワーク作りも含め、積極的に本講義を活用して欲しい。
ゲストスピーカーの都合により上記スケジュールを変更することがあるので、詳細は秋学期オリエンテーションや初日の講義に説明する。
ゲスト・スピーカーの講義については、仕事などのやむを得ない理由で欠席する場合でも、DVDでの視聴は原則認めない。ただし、ゲストスピーカーが認めた場合は、大学内限定でDVDでの視聴を認める。
このエントリーをはてなブックマークに追加
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-5 [ 交通アクセス ]【 TEL 】03-3511-7591 /【 FAX 】03-3511-7594
Copyright © 2014 Nippon Institute of Technology, All Rights Reserved.