中小企業診断士登録養成課程について

本大学院では中小企業診断士の登録養成機関として中小企業庁に登録されており、1年制の登録養成課程を開講しております。

本課程は、中小企業診断士第1次試験合格の後、登録養成機関が実施する登録養成課程を受講し、中小企業診断士の資格取得を目指す方のための課程です。本課程修了者は、第2次試験及び実務補習等が免除されます。(図参照)

本大学院では、中小企業診断士の登録養成機関の認定を中小企業庁に申請し登録されており、2018年3月から1年制の養成課程を開講しました。2022年3月開講が第5期生になります。

本課程は、登録養成機関が実施する中小企業診断士登録養成課程で、経営診断Ⅰと経営診断Ⅱとからなる演習と実習を受講され、中小企業診断士として適切であるとの評価が得られますと、中小企業診断士の資格申請ができるようになります。

経営診断Ⅰと経営診断Ⅱの演習科目については、本大学院技術経営研究科技術経営専攻に設置されている中小企業診断コース関連の15科目(以下の一覧参照)を履修していただきます。すべて必修です。実習については、特別科目を受講していただきますが、演習科目一覧の後に記載してある構成になっております。

#List of practice subjects

演習科目一覧

演習科目は、下記のように15科目30単位で、MOTの履修単位としても認定されます。主に、平日の火曜日・金曜日の18:30~20:00と20:10~21:40、 土曜日の9:30~11:00、11:10~12:40、13:30~15:00、15:10~16:40、16:50~18:20、18:30~20:00の時間帯に配置されます。(土曜日は、4コマ~6コマとなります。)

開講学期 MOT科目名 MOT科目としての位置づけ 時間数 単位数

経営戦略

コース基本基礎

24h

2

経営計画とイノベーション

コース基本基礎

24h

2

流通業のマーケティングとロジスティクス

基幹応用

24h

2

コンサルタントの思考法とB to Bマーケティング

基幹応用

24h

2

組織診断と人材マネジメント

基幹応用

31.5h

2

財務分析

基幹基礎

25.5h

2

工場診断と生産管理システム

コース基本基礎

24h

2

生産戦略とマネジメント

基幹応用

27h

2

流通店舗のマネジメントと情報化

コース重点応用

24h

2

製造業の情報化

基幹基礎

22.5h

2

コンサルティングプロセスとコミュニケーションスキル

基幹応用

24h

2

総合経営戦略と企業連携実践

コース基本・発展/ケーススタディ

24h

2

流通業・製造業の総合経営実践

総合・実践応用

24h

2

ビジネスモデル構築と国際化

基幹応用

24h

2

経営革新と企業再生実践

コース重点応用

24h

2

  特別授業(支援機関と中小企業診断士・産学連携) 7h -
(合計)   30

#List of special subjects

特別科目(実習科目等)一覧

  科目名 中小企業診断士資格取得特別実習 科目としての時間数 

A

流通業経営診断実習

経営診断Ⅰ実習

66h

B

製造業経営診断実習

経営診断Ⅰ実習

72h

C

経営計画・経営戦略策定実習Ⅰ

経営診断Ⅱ実習

66h

D

経営計画・経営戦略策定実習Ⅱ

経営診断Ⅱ実習

72h

E

経営総合ソリューション実習 

経営診断Ⅱ実習

72h

(合計) 348h

#Schedule of briefing sessions, selection, etc.

説明会・選抜等の日程

説明会・出願期間・試験日・合格発表日・手続き期間等は以下のとおりです。

  第1回募集 第2回募集

中小企業診断士
登録養成課程説明会

2023/8/26(土)
2023/10/21(土)
2023/12/9(土)

出願期間

2023/10/30(月)~2023/11/6(月) 2023/12/18(月)~2023/12/25(金)
試験日 2023/11/19(日)
※予備日:11/18(土)
2024/1/14(日)
※予備日:1/13(土)
合格発表 2023/11/24(金) 2024/1/19(金)
入学手続期間 2023/11/27(月)~2023/12/11(月) 2024/1/22(月)~2024/1/29(月)

※説明会は原則、オープンキャンパスと同日開催を予定しております。

#Features

特徴

本大学院が実施する中小企業診断士養成課程には、次のような特徴があります。 詳細資料につきましては、「資料請求」からお申し込みください。

  1. 基本的には、平日夜間(原則、火曜日と金曜日の18:30~)と土曜日(原則、9:30~)に開講され、働きながら学べる1年制の登録養成課程です。
    [実習については平日昼間や日曜日も実施します。]
    本研究科の修了要件を満たせば、1年間で、技術経営修士(専門職)の資格も同時に取得することが可能です。 
  2. 250万円の学費で中小企業診断士資格と技術経営修士(専門職)の2つの資格を取得できます。
    [大学院入学金30万円、授業料140万円、特別科目受講料(実習科目受講料)80万円]
    なお、本大学院の技術経営専攻は厚生労働省の専門実践訓練給付金制度に係る講座指定を受けておりますので、雇用保険の被保険者の方で条件を満たせば、最大56万円の給付を受けることができます。
  3. 業種にとらわれず診断業務の人材を育成しますが、技術経営研究科が実施する中小企業診断士の登録養成課程ですので、特に、ものづくりやIoTなど、技術に関係のある分野に強い中小企業診断士を目指す方には最適です。
  4. 本大学院は、創設時より中堅・中小企業の経営者や幹部候補の方々などを対象に技術経営人材の育成を行ってきており、修了生や在学生にも多く卒業・在籍しております。実習時のみならず、日頃から中堅・中小企業の方々と交流・情報交換が可能です。修了生の方々とは、次に記載するMOT倶楽部を通じての交流・情報交換が可能です。
  5. 在学中に受講できなかった科目は、修了後3年間に限り無料で10単位の受講ができます。また、知識のブラッシュアップを継続して行っていただくため、修了生や教員を中心に組織された日本工大MOT倶楽部に入り、セミナーや研究会に参加できます。
  6. 演習や実習は、中小企業診断士の資格を有するとともに、長く中小企業診断士育成に携わってきた教員や中堅・中小企業の経営者・経営幹部に向けた指導・戦略策定支援に携わってきた本技術経営専攻の実務に精通した教員が担当します。
  7. 本大学院は、地下鉄3路線(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線、都営三田線)が交わる神保町駅から徒歩2分、JR水道橋駅や御茶ノ水駅から徒歩10分の交通至便なところにあり、施設も社会人向けに整備されています。

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