企業改革プロジェクトケーススタディ PDF

Project Management for Enterprise Innovation

単位数

2単位

開講学期

夏学期

開講曜日・時限

土曜日 1・2時限目

位置づけ

プロジェクトマネジメントコース分野 応用段階

科目紹介

科目の重要性・必要性

本授業はプログラム・プロジェクトマネジメントの基礎を履修した人を対象としますが、未受講者でも受講可能です。プログラム・プロジェクトのリーダーとして備えておくべき、プログラム・プロジェクトの企画構想、実行計画を立案するための基本的な概念、アプローチの視点、着眼ポイント、ツールやテクニックなどを演習を通して学びます。企業改革、事業変革等のプログラム・プロジェクト計画をスムーズに進める企画・構想とプログラム・プロジェクト提案書のまとめ方が習得できます。

科目の目的

 春学期の基礎編でのプロジェクトマネジメントの基本をベースに、次STEPとして実際のプロジェクト、プログラム活動の事例を使い、演習活動を通じて、学んだきたことを確認する内容を組んでいます。

 プログラム・プロジェクトマネジメントの中でも特に身近な問題を2つ取り上げてます。

 事例1として、製品開発の停滞に対する開発マネジメントのあり方について、その改革プロジェクトについての企画提案書を作る演習を用意してあります。 事例2として事業変革プログラムに基づく事業改革プロジェクトの企画提案書を作る演習を用意してあります。自社の組織、仕組み、事業などの社内改革としてよくある事例です。ケーススタディと考えても良いと思います。

 プロジェクトの企画構想、計画案の作成と実行へ持ち込むためのアプローチ、着眼点、分析や解決策立案のツールやテクニックなどをグループワークを行いながら実際に経験し、プロジェクトリーダーとしての基本的なマネジメントアクションができるようになることを目的とします。

 

 

到達目標

 プログラムやプロジェクト計画を立案する際は、ミッションや中長期戦略から「ありたい姿、」「あるべき姿」を描き、現状、現実の問題・課題を広く捉え、プロジェクト化計画を進めていくが、その一連のプロジェクト化計画(企画・構想、実行案策定)のプロセスができるようになることを目指します。

受講してもらいたい院生

現在、あるいは将来、経営者、経営幹部として企業経営全般に携わる人、販売・マーケティングから、生産、購買までの社内改革や収益改善、新事業創造、開発マネジメントなど、社内でプロジェクトを立案、推進する人、またプロジェクトを評価する人、評価側に立つ人達を対象にする

 また基礎編を受講していない人にも演習への対応は可能です。特定課題研究の進め方にも参考になりますので、是非、参加して頂きたいと思います。

授業計画

1 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

参考図書に挙げている「P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック」のプログラム・プロジェクトの該当箇所を精読し、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメントの概要、キーワードを理解、整理しておく

授業内容

改革プログラムの振り返り

 1. 戦略とプログラム
    2. プログラムマネジメント事例
      ・・・日産リバイバルプログラム

2 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業の為第1回目と同じ

授業内容

2.企業改革プロジェクトマネジメント

  社内改革、企業変革等プログラム・プロジェクトの企画構想・計画段階での進め方、企業内の問題の把握、課 題仮説の明確化とプロファイリング、課題解決の方策を企画するための課題のつかみ方、解決策の導き方についての概論 改革推進ステップについて
    1.現状把握と分析
    2.課題の把握検証と解決仮設の設定
    3.解決仮設の評価・診断
    4.解決案の検討・提示
    5.改革実施案目標提示、プロジェクト案の立案

 

3 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前に配布した演習資料を一読し、演習対象企業の問題・課題を抽出しておく

授業内容

【演習1】
 製品開発体制・仕組み・マネジメントの改革についてのケーススタディ
 グループ演習で討議しながらプロジェクト化への道筋を学ぶ:ケーススタディする会社の資料の全体説明

 <演習内容の把握> 
  会社の状況、検討背景の確認 
  社長からのミッション、活動調査、全社インタビュー、現状分析、他社事例調査 等の検討結果の把握
  これらの資料に基づいて研究開発マネジメントの改革プログラムとプロジェクト化の検討を進める

4 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業の為第3回目と同じ

授業内容

【演習1】の続き
製品開発体制・仕組み・マネジメントの改革についてのケーススタディをグループ演習で討議しながらプロジェクト化への道筋を学ぶ:ケーススタディする会社の資料に基づきグループ討議とプロジェクト化に向けたグループワークを行う

5 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

グループ討議のまとめと整理を行い、次回の討議及び発表用資料の準備を進める

授業内容

研究開発システム・仕組みの改革のグループ討議、プロジェクト化提案への検討とプロジェクト提案書のまとめを行う

6 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

グループ討議のまとめと整理を行い、次回の討議及び発表用資料の準備を進める

授業内容

研究開発システム・仕組みの改革プロジェクトのグループ別提案会と発表内容についての質疑応答とディスカッション。演習テーマに対する解説と各提案書(グループ報告書)に対するコメント・評価を行う

7 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前に配布したゲストスピーカーの会社資料、企業改革事例を一読し、疑問点質問等を整理しておく

授業内容

ゲストスピーカーによる企業変革事例の紹介 1

課題有無

課題フィードバック方法

全体へのフィードバック

8 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業の為第7回目と同じ

授業内容

ゲストスピーカーによる企業変革事例の紹介 2 とゲストスピーカーとの意見交換

9 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

参考図書に挙げている「P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック」のプログラムの該当箇所を精読し、プログラムマネジメントの概要、キーワードを理解、整理しておく

授業内容

【演習2】
 企業の業容変革についてのケーススタディ
 グループ演習で討議しながらプロジェクト化への道筋を学ぶ

   ケーススタディする会社の資料の全体説明 
   会社の状況、検討背景の確認
   社長からのミッション、活動調査、現状分析 他 調査資料の検討内容の把握
  これらの資料に基づいて企業変革に向けてのプロセス、プロジェクト化の検討を行う

 

10 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業の為第9回目と同じ

授業内容

プログラム化&プロジェクト化のグループ演習活動

  1. 企業理念 ビジョンから社内改革ビジョン・戦略の検討
  2. 改革ビジョン・変革戦略からミッションの検討
  3. ミッションプロファイリングについての検討

11 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

グループ討議のまとめと整理を行い、次回の討議及び発表用資料の準備を進める

授業内容

4.変革ビジョン・変革戦略・ミッションから変革課題の抽出を行う
5.課題から変革シナリオ、プログラムの設計を行う
6.企業変革プログラムについてのグループ討議を行う

12 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業の為第11回目と同じ

授業内容

プロジェクト提案用のプロジェクト資料の全体まとめを行う

13 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

グループ討議のまとめと整理を行い、次回の討議及び発表用資料の準備を進める

授業内容

グループ討議のまとめとプロジェクトのプログラム化提案書を仕上げる

14 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業の為第13回目と同じ

授業内容

企業変革プロジェクトとプログラム化のグループ別提案会と発表内容についての質疑応答とディスカッション。演習テーマに対する解説と各提案書(グループ報告書)に対するコメント・評価を行う

15 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

今回の演習の2テーマについて「プログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック」の中のプロジェクト、プログラムマネジメントの項との関連を整理しておく

授業内容

プロジェクト、プログラムマネジメントの振り返り、授業、グループ演習①、②の振り返りとまとめ

授業方法

パワーポイントのテキストによる授業を主体として、場合によっては演習問題を入れて、企業が抱えるさまざまな問題への考察と解決へのアプローチに対する理解を深める

テキスト

授業配布のパワーポイント

参考図書

「P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック」(日本プロジェクトマネジメント協会編、日本能率協会マネジメントセンター刊 ISBN-10 : 4820748874)

成績評価

評価の視点
評価
ウェイト
備考

まとめ資料・発表内容の評価

50 %

成績は演習活動の成果物で評価しますので、試験、レポートはありません。

参画姿勢

50 %

授業、グループ活動におけるリーダーシップ等 積極的な参画姿勢

合計
100%

受講生へ授業科目のアピールポイント、必要な基礎となる科目の履修や知識・スキル

本科目は社内改革、事業変革を具体的に実行するプロセスを演習を通じて習得するものであるので、、「プログラム&プロジェクトマネジメントの基礎(プロジェクト編)」と「プログラム&プロジェクトマネジメントの基礎(プログラム編)」を受講していることが望ましい。

CONTENTS

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