#特定課題研究

技術経営プロジェクト研究Ⅰ・ⅡPDF

担当教員: 佐々木 勉

取組姿勢(指導の基本姿勢)

院生が研究活動を通して、自分なりの「技術経営」についての全体的なフレームを創りあげ、それを実践の中でブラッシュアップしていくことができるような成果達成あげてもらえるように指導していきます。研究テーマが広い領域のテーマであっても極めて限定された個別具体的であっても、修了後も長期的に活用ができかつ必要な改善・拡張が可能な研究成果をあげることができるように指導していきます。

取組姿勢(指導の方法・進め方)

経営活動同様、研究活動も当初想定していたものとはかなり異なる方向に進み、ある意味楽しみな成果を生み出すことが多いといえます。言い換えると、調査や検討を始める前から精緻な計画を立て、それに縛られ過ぎると、返って目的とする研究成果をあげられないことが多くなります。創発的な営みが求められているのです。
そこで、以下のようなプロセスで院生の主体的な研究活動をサポートしていくことにします。
1) テーマの研究目的・対象・方法の概略を検討・決定し、それに基づき文献調査や訪問調査などによりテーマに係る事項の実態把握を実施します。調査文献の探索についてもサポートします。訪問調査では事前にヒアリング内容を明確にしておくとともに、できるだけ同行しサポートします。結果は、その都度パワーポイントに整理していきます。
2) 上記結果に基づき、研究内容・方法の見直しを図り、必要とされる新たな調査、実態把握、シミュレーションなどを行います。
3) これまでの調査・実態把握・検討結果を基に、研究成果の取りまとめについて、その骨格(構成)を仮設定し、不足部分の調査・実態把握と検討を実施します。また、今回の研究活動では踏み込む事の出来なかった課題や領域について概略を明確にしておきます。
4) 最終的な取りまとめを行い、研究報告書(パワーポイント)として整理します。研究成果の今後の拡がり、新たな適用の可能性等についても考察しておきます。
5)完成した研究報告書(パワーポイント)を基に、プレゼンテーションの資料の作成と練習を行います。更に、文章化するを望む院生には文章化の指導も行います。

取組姿勢(研究の質を高めるための工夫)

狭い範囲、限定された領域の情報や知識、考え方に囚われていると斬新的で効果的な解決策や方法論を編み出すことができません。そこで、マンツーマンによる指導に加え、定期的に進捗状況や研究遂行上の問題点を院生間で議論する場を設けます。修了生を交えての意見交換の場も設定します。
また、実際の企業について比較対照する事で問題点や解決策が見出されることが多々あります。そこで、相談の上、同じゼミの院生企業訪問に加え、他の企業訪問の機会も設けていきます。

取組姿勢(積極的に受け入れたい院生像)

1年間の学習・研究成果をまとめ上げるとともに、今後の自社の経営や担当部署のあり方について、多面的に検討しようという、意欲のある院生の参加を望みます。既に結論があり、その説明のための報告書を作成するだけでは、せっかくの機会を十分に活用できません。新たな方策を見出そうとしている院生の参加を期待しています。

取組姿勢(今までの研究指導実績の例・特徴)

本学で指導した特定課題研究のテーマや、中小企業大学校の中小企業診断士養成課程のコース(社会人対象)で、延べ約100名のゼミ論を指導した際の主なテーマを掲げておきます。

  • 金型人財育成戦略の具体的展開について
  • 生産工程の自動化・IoT化に向けた取り組み
  • 中小製造業の事業転換・事業改革の在り方
  • 地域金融機関における中小企業支援のあり方
  • 「既存事業の強化」と「新事業の育成」の両輪で実現する持続的な成長戦略
  • 試作メーカーの新営業所設立に係るマーケティング戦略
  • 製本業における新たな原価算出法に基づく事業改革について
  • 試作メーカーの自社開発技術を用いた新たな事業展開の方法
  • 金型企業における自社リソースをフル活用した事業戦略
  • 中小製造業における新分野進出のための新技術開発とその事業化戦略
  • 地域中小製造業の経営戦略の方向
  • 中小製造業の連携活動のあり方
  • 戦略的アウトソーシングの可能性
  • 中小製造業から見たクラスター戦略
  • 5S活動の研究
  • 知的財産戦略
  • 中小企業の生き残り戦略

取組姿勢(その他)

企業経営同様、納期は守らなければなりません。進捗チェックを頻繁に行い、期日までにまとまった成果をあげ、院生の皆さんの今後の活動に活かしてもらえるよう指導します。

研究領域

  • 経営戦略・事業戦略
  • 生産戦略・購買戦略
  • 技術戦略・研究開発戦略
  • 販売・営業・マーケティング戦略
  • プロジェクトマネジメント
  • 企業再生・M&A
  • 知的財産
  • 財務会計
  • 事業承継
  • 新事業創造・起業・創業
  • 業務改革
  • 人事・組織・リーダーシップ
  • 国際化・グローバル化
  • その他

研究対象の業種

  • 自動車・自動車部品
  • 機械・機械部品
  • 電気/電子・電気/電子部品
  • 金属・金属加工
  • 金型
  • エネルギー・環境関連
  • バイオ・医薬・メディカル機器
  • ヘルスケア・介護
  • 素材(化学、紙・パルプ、鉄・非鉄金属)
  • 消費財(食品、紙類、陶磁器、繊維・衣類、日用雑貨等)
  • 情報(ITソフトウェア・SI・インターネット関連)
  • 通信
  • 小売・卸売・物流
  • 宿泊・外食・サービス
  • 公共・公益団体
  • その他
  • 研究領域中心に業種横断的に指導

研究対象の形態

  • 個別企業(特定企業)
  • 経済団体・業界団体、業界・業界団体
  • 特定企業集団
  • その他

研究目的

  • 課題解決策、改革・改善に向けた提案
  • 現象を引き起こすメカニズムの解明
  • 将来展望・予測
  • 新たな手法の開発
  • 企業振興施策、産業政策
  • その他

備考(自己PR等)

本人の問題意識、想定している研究成果の活用方法を踏まえ、本人の考えていることを上手に引き出しながら、事業活動に活かせる研究成果をあげてもらえるように指導します。

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