MOT 働きながら技術経営が学べる1年制大学院 日本工大MOT

財務分析と経営診断

  • Financial analysis and Management diagnosis
担当教員 村山 浩宜 専任・客員 客員 単位数 2単位
開講学期 春学期 開講曜日・時限 土曜日 1・2時限(隔週)
位置づけ 財務・会計分野 基礎段階
科目紹介
科目の重要性・
必要性
 経営者が意思決定を行うためには、その前提として企業の置かれている現状を理解することが必要です。財務状況は、自社の内部環境を把握する上で最も基礎的な指標であり、将来の経営計画を検討する際にも現在の財務状況がベースになります。しかし一方で、財務情報に表れない情報や自社を取り巻く外部環境によって、取り得る戦略は変わってきます。本講座では、財務分析の基本的な進め方と全社の戦略策定における財務分析の位置づけについて学びます。
科目の目的  組織目標の達成を図るため、財務状況を的確に評価し財務分析により抽出された財務課題の解決について、支援先企業に対して的確な指導・支援・アドバイスができるスキルの修得を目指します。
到達目標 ・基本的な財務面の評価、分析手法を体系的に修得していること。
・財務上の課題を解決するための具体的な改善提案について、支援企業に合った実行可能な提案ができること。
・戦略策定において、財務分析がどのような位置づけであるか理解していること。
受講してもらいたい
院生
 企業経営を数値面から捉えることは必須です。本講座では、数字を経営に役立てるための財務分析の基礎について学びます。あらゆるビジネスパーソンに受講してもらいたいと考えています。
授業計画
1回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:これまでに学習した財務・会計に関する事項を確認する
復習:財務諸表の基本を理解する
授業内容 ・本科目の講義概要
・財務諸表の基本
(貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書)
2回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:これまでに学習した財務分析に関する事項を確認する
復習:企業特性を踏まえた分析の視点を理解する
授業内容 ・財務分析の視点、分析の方法、分析上の注意事項、経営診断における財務分析の位置づけ
3回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:安全性分析に関する事項を確認する
復習:基本的な安全性指標を理解する
授業内容 ・安全性の分析
(リスクについて、貸借対照表データの分析、キャッシュ・フロー計算書の分析)

4回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:収益性分析、損益分岐点分析に関する事項を確認する
復習:基本的な収益性指標、損益分岐点分析を理解する
授業内容 ・収益性の分析
(資本利益率の分解、売上高利益率の分析、資本回転率の分析)
・損益分岐点分析
(売上高の変動性、費用構造が利益構造に及ぼす影響)
課題有無
課題フィードバック方法 個別フィードバック
5回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:生産性分析、成長性分析に関する事項を確認する
復習:基本的な生産性の指標、成長性の指標を理解する
授業内容 ・生産性の分析
(収益性と生産性の関係、付加価値の計算方法、労働生産性の分析)
・成長性の分析
(成長性の指標、過去の成長性分析)
6回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:経営効率、現在価値会計に関する事項を確認する
復習:経営効率の考え方、現在価値会計について理解する
授業内容 ・経営効率について
(経営効率と利益計画・資金計画の関係)
・投資判断と現在価値について
7回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:各自で演習課題(1)の財務分析を行う
復習:演習課題(1)で抽出した課題の再検討を行う
授業内容 ・演習課題(1)の財務分析と課題の抽出(グループ討議)
・演習課題(1)の財務分析と課題の抽出(グループ討議)

8回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:各自で演習課題(1)の財務分析を行う
復習:演習課題(1)で抽出した課題の再検討を行う
授業内容 ・演習課題の財務分析と課題の抽出(グループ討議)
・分析結果と課題の発表、振返り
9回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:利益計画・資金計画に関する基本事項を確認する
復習:計画作成手法を理解する
授業内容 ・利益計画・資金計画の作成手法について
(変動損益計算書、資産負債の増減と資金の増減)
10回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:今までの講義で学んだ財分析に関する事項を再度確認する
復習:財務分析と経営診断の位置づけを理解する
授業内容 ・財務分析と経営診断まとめ
課題有無
課題フィードバック方法 個別フィードバック
11回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:各自で演習課題(2)の財務分析を行う
復習:演習課題(2)で行った財務分析の再検討を行う
授業内容 ・演習課題(2)の財務分析(グループ討議)
12回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:各自で演習課題(2)の課題抽出を行う
復習:演習課題(2)で抽出した課題の再検討を行う
授業内容 ・演習課題(2)の課題抽出(グループ討議)
13回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:演習課題(2)で抽出した課題をグループで共有する
復習:演習課題(2)の改善案、計画をブラッシュアップする
授業内容 ・演習課題(2)に対する改善案と利益計画・資金計画の策定(グループ討議)
14回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:演習課題(2)の改善案、計画をブラッシュアップする
復習:改善案と利益計画・資金計画の妥当性を確認する
授業内容 ・演習課題(2)に対する改善案と利益計画・資金計画の発表
15回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:演習課題(2)の改善案、計画をブラッシュアップする
復習:講義全体のまとめ
授業内容 ・演習課題(2)の発表に対する妥当性の評価
・総まとめ
授業方法  基本的事項については講義形式を中心としますが、参考事例を提示しながらディスカッションの場を設けます。また、事例演習を2回行います。事例演習はグループごとに改善案・計画を策定し発表・検討します。
テキスト  特定のテキストは使用せず、毎回、講義で説明する内容をまとめた資料を配付します。
参考図書  適宜、ご案内します。
成績評価
評価の視点 評価
ウェイト
備考
課題レポートの内容 50 %  課題レポートを2回出します。テーマ・提出方法については概ね三週間前には提示します。
講義への参画度 50 %  講義の後半に実施するグループ討議への積極的な参画と取りまとめ、積極的な質問や意見の表明、講義の中での発表内容などを総合的に評価します。
合計 100%  
受講生へ  財務分析は数値の正否ではなく、企業の特徴を捉えて分析することが大切です。講義では事例をもとにディスカッションの場を設けますので、積極的に発言してください。
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