AkioTakashino
専任教授(実務家教員)
Question
部品製造会社に転出し経営を担当し、国内事業の再構築、海外事業(北米、インドネシア拠点)の拡大を行う。
プロジェクトとは実務的、実際的であり経験してみて初めて分かってくることが多いです。プロジェクトには問題が多く、「プロジェクトで失敗した」とは思わないが、実際には「お金がかかりすぎた」、「完了が遅れ、約束通りでなかった」、「プロジェクトの後始末に大変な思いをした」とか、こんなことが良く起こります。これからプロジェクトに関わる人、プロジェクトを管理する人には不安も多いことでしょう。プロジェクトがスムーズに成果につながるための体系的知識、考え方、その実際の活用を、実際の経験も紹介し、プロジェクトマネジャーとして適切なマネジメント力と対応力、リーダーシップが出せるような実践力を身に着けることができるように心がけていきます。
Information
春学期 金曜日 16:50~18:20
夏学期 土曜日 15:10~16:40
秋学期 月曜日 16:50~18:20
12月のみ 土曜日 15:10~16:40
冬学期 土曜日 13:00~15:00
プロジェクト・プログラムマネジメント、生産技術研究開発、開発管理、事業管理、業務改革
1978年 大手自動車会社入社
1986年 米国での現地生産拡大プロジェクトに参画
1988年 米国生産工場 駐在(8年)
2本の部品生産ラインのプロジェクトリーダーを務める
帰任後、「新構造アルミニウムシリンダーブロックの開発」 (平成8年度大河内生産賞)プロジェクトで生産技術・量産を担当
2000年 生産技術開発部門の研究室長
2002年 同 パワートレイン担当取締役
開発部門責任者、開発担当役員として「半凝固鋳造法によるディーゼル用シリンダーブロック」(平成18年度日本ダイキャス ト協会山浦賞)、「CVT用金属ベルトの開発・量産化」(自動車会社として初) 等のプログラムマネジャー
2006年 業務監査室
商品開発部門、子会社・関連会社の監査役を歴任、国内22拠点39回、海外15拠点15回の業務監査・監査役監査を行う。
2009年 ブレーキ部品製造会社の代表取締役社長( ~14年)
国内事業の再編成、海外事業(北米、東南アジア拠点)の拡大を行う
2015年 日本工業大学大学院 技術経営学科 教授に就任
《委員就任や講演等社会貢献活動、他》
2004年 第11回国際工作機械技術者会議で「自動車関連の生産におけるプロセスイノベーションの事例紹介」の講演を行う