9月21日(土)に学士会館において、開学20周年記念式典が開催され、日本工大MOTの修了生/教員(元/現)を中心に約130名が参加しました。
今回は『ハタチの覚悟。』をテーマとし、日本工大MOTのこれまでと、未来──そして中小企業、ものづくり企業の将来展望を考察しました。また、懇親会も含めて、日本工大MOTのエコシステムを構築&強化するのも目的の一つでした。
まず柳澤理事長から開会の挨拶から始まりました。理事長は20年を振り返り、当学の特長である①モノづくり/実学/中堅中小企業フォーカス、②技能・人間性向上のマネジメント教育、について述べられ、今後は知識の再構築/リカレント教育が日本の産業競争力の成長に重要であることが共有されました。
清水研究科長は、日本工大MOTのビジョンを共有され、①日本工大MOTの3つの柱は教育、研究、支援、②第3Phaseとして、戦略論に加えて人&組織/生成AI活用を推進し、次の20年への覚悟と成長の方向が示されました。
株式会社由紀精密代表取締役 大坪正人様が基調講演として、①三代目の社長となり、既存事業の市場縮小とコロナ不況の影響下で、高品質な自社の能力を活かし航空事業/宇宙事業を推進し経営回復を遂げたこと、②良いものを作り情報発信をすれば世界は評価するとの経験から、今後の成長のための経営戦略が述べられた。「モノづくりを以て世界を幸せにしたい」という大坪様の事業推進の根底にある想いが伝わり、参加者から「感動した」「元気をもらった」と感想が出る心に残る基調講演でした。
修了生代表として、2023年度にMOT大賞(本研究科で学んだことを経営やビジネスに活かされている修了生に授与する賞)を受賞した吉岡慎雄さん(4期)が、MOT修了後の15年間におよぶ人財開発の実践における努力/成功/苦労について共有されました。
株式会社ワークコスモ 代表取締役 磯貝光信さん(10期)へ、これまでの日本工大MOTへの多大なご貢献に対して、竹内学長から感謝状が授与されました。
竹内学長から閉会の挨拶として、①MOT推進への意義、②日本の技術活用の重要性(含むマネタイズ)、が述べられ、MOTの重要性を強調されました。
司会者である大塚美幸さん(12期)の進行により、和やかな雰囲気の中、学びの多い式典となりました。
学士会館における式典の後、出版文化ホールにおいて、懇親会が開催されました。
久しぶりの再会も含めて、日本工大MOTの特長である「縦のつながり」を再確認する会となりました。
盛り上がりすぎたためにスピーチが聞こえない時もありましたが、この盛り上がりも日本工大MOTらしさとも言えます。
10年後に「開学30周年記念イベント」で再会することを約束して、懇親会を閉会しました。
弓削先生による開会挨拶
清水研究科長による乾杯
柳澤理事長を囲んで乾杯!
竹内学長挨拶
山口同窓会会長挨拶
木田MOT倶楽部理事長挨拶
OB教員と小田イノベーションセンター長
OB教員
懇親会風景
懇親会風景
2005年度(1期)
2008年度(4期)
2009年度(5期)
2010年度(6期)
2011年度(7期)
2012年度(8期)
2014年度(10期)
2015年度(11期)
2016年度(12期)
2017年度(13期)
2018年度(14期)
2019年度(15期)
2021年度(17期)
2022年度(18期)
2023年度(19期)
2024年度(20期)
三宅副研究課長による閉会挨拶