6月9日土曜日の午後に、第1回目のIoT特別授業が開催されました。
日本工大MOTでは、3年前からIoT(Internet of Things)の中小モノづくり企業の機会と脅威を議論すべく特別授業を行っております。
第1回目は、「デジタライゼーションのインパクトと中小モノづくり企業の機会」というテーマで、約40名の参加で実施しました。
前半が株式会社盛之助代表取締役社長、日経BP未来研究所アドバイザーの川口盛之助様の講演、後半が9期(株)ヒバラコーポレーション小田倉さん、7期(株)住田光学ガラス大和さんからのIoTの事例発表と、西尾先生の全体まとめのお話でした。
川口様の講演は 「メガトレンドから考える価値の未来~デジタライゼーションのインパクト」として、ベースとなる科学が人間の心を理解し体を補うものになり、同時に世の中全体のサービス化が進んでおり、その中で日本企業が提供すべき2つの価値という内容でした。特に、日本の中小モノづくり企業のような企業は世界の他の国には存在していない。それが日本が提供すべき2つの価値に密接に関連していること。ただ人手不足の問題にも真っ先に直面しており、そのためにもデジタライゼーションの活用が重要、といったコメントが印象的でした。