大正13年の創業、90年の歴史を誇る山口ナット。
特殊圧造ねじから自動車部品の製作まで、定評ある技術力を持って順調な成長を続けてきました。
3代目社長山口誠一さんが「経営者として一度頭の中を整理したい」と言う想いから、日本工大MOTに入学したのは、リーマンショックが起きた2008年のこと。
未曾有の危機をどのように乗り越えたのでしょうか?
社員と知識を共有することも大切だという山口さん。現場の責任者である久徳さんにも入学することを勧めます。徹底した財政面の見直し、社内の意識統一などを経て、山口ナットは危機を脱します。
2014年にはフィリピンに工場を創設。更なる事業規模の拡大を目指しています。