#修了生の声

富田 一臣さん

一期一会。
「学べばよかった」ではなく「学んでよかった」を選ぶべき。

第15期生(2019年度)

原電子測器株式会社/代表取締役社長

大手鉄鋼メーカーのエンジニアから中間管理職を経て、NIT MOT入学の年に中小企業の計測装置メーカーに転職しました。転職後は技術統括職に就く予定でしたが転職後半年で先代社長が急遽退任することとなり、在学中に代表取締役社長として会社全体を見る立場に変わりました。NIT MOTで学んだことの本質はそのまま会社経営に応用、活用することができています。

#Interview

社会人大学院・日本工大MOTを選んだ理由

大手鉄鋼メーカーから中小企業の計測装置メーカーに転職することを決意した夏に「中小企業のことを知らない」ことを課題に感じて、どこか学ぶ場所がないかを探しました。社会人大学を謳う多くの大学院がありましたが、その中でもNIT MOTは『中小企業技術経営』にフォーカスしており、科目名を見たときにも「これは!」と直感的な閃きがありました。学生数が少ないことから一方通行の学びにならないことも予感できました。合わせて社会人にとっては、1年間で短期集中して学べることは非常に魅力的でした。夏のOCに参加した際に体感したフレキシブルな雰囲気も好感が持てましたし、OCに参加している方の年齢層が幅広いことも安心材料になりました。

在学中に何を学んだ(得た)か?

『中小企業技術経営』という漠然とした概念の具体化、思考の現実化をすることができました。これまでに自分が持っていた知識やそれに基づく行動がいかに表面的で浅いものであったかも痛感しました。また、小人数の特性を活かして個性豊かな教授陣と深く接することができるため、同じ事柄に対する考え方の多面性も学ぶことができました。結果、1年間で終わってしまうことが残念に思えるほど、知識欲が充足される濃密な毎日でした。まさに『千日の勤学より一時の名匠』です。同じ志を持つ多くの仲間と毎日過ごすことで、卒業後も議論をしたり、相談やアドバイスしてもらえる関係性が築けたことも財産です。

仕事やキャリアの上で何が変わったか?

プロフィールの通り、NIT MOT在学中に技術統括職→代表取締役社長へと職位が変わり、入学時点の志とは目指すものも責任も大きく変ってしまいましたが、NIT MOTで学んだことが全て活用できています。ここで学んだ知識は学ぶ人の立場に合わせて、いくらでも上方弾力性を持つことを実感しています。会社経営(ヒト・モノ・カネ・技術)での悩みはここで学んでいなければ、乗り越えられなかったものがたくさんあるとも感じています。合わせて、テクニカルな知識だけでなく、『志』や『自らの目指すものとそのアプローチ』といった『人として大事なこと』を学ぶことができた結果、『自分のため』だけでなく『他人のため』を強く意識できるようになりました。

#Message

日本工大MOTで学ぶこと考えている方へ ―

組織の大きさに拘らず(それが個人であっても)人を対象としたビジネスに関わる全ての人はそれぞれの立場で『経営者』だと思います。NIT MOTの『中小企業技術経営コース』はその『経営者』として必要不可欠な知識を得る場として非常に強力である。と、自分自身の経験から間違いなく断言できます。自らの視野を拡げ、新しい知識・知見を自らのものとするのと同時にこれまでの生活では得たことのない充足感と達成感を得ながら学ぶ1年間は本当にあっという間です。『案ずるより産むが易し』です。まずは飛び込んでみてください。

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