変革の推進ステップと実践スキル PDF

Effective Implementation of Value Creation Strategy and Practical skills for Innovation(For Development of Transformational Business Leadership)

単位数

2単位

開講学期

冬学期

開講曜日・時限

水曜日 1・2時限目

位置づけ

ビジネススキル 応用段階

区分

総合・実践科目

科目紹介

科目の重要性・必要性

外部均衡的な観点から、価値創造戦略を描き差別化の決め手を打ち出したとしても、その戦略や事業変革課題を職場実践を通じて実現して行かなければ、描いた戦略が”絵に描いた餅”に終わってしまう。現実、変革課題は設定したが、組織内部の障害や経営者のリーダーシップ不足に依り、変革の実現にまで結びつかない企業事例も多い。従って、外部均衡的な観点から打ち出した価値創造戦略を、内部均衡的な観点から、実行計画として職場実践して行く為の事業変革推進リーダーシップの強化が、多くの企業にとって重要な経営課題の一つになっている。

科目の目的

価値創造戦略(或いは、事業変革課題)が設定されている事を前提とし、組織内部の障害や制約条件を克服し、事業変革を具体的に推進して行く為の、事業変革推進リーダーシップの向上が目的である。

到達目標

事業変革を実現して行く為の障害や制約条件を明確にし、変革推進して行く為のリーダーシップに関し、多面的に考察し、変革型経営リーダーとしての自らの成長に向けた課題を明らかにする。

受講してもらいたい院生

価値創造型経営を事業成功の決め手とし、変革を実践的に、効果的に推進して行きたいという高い志を持った変革型経営リーダーの参加に期待したい。但し、改めて、リーダーシップに関し知見を拡げ、自らのリーダーシップの向上に活かしたいという本音がある院生は、歓迎である。

授業計画

1 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:VUCAの時代、何故「マーケティングの本質」を変革推進に活かす事が経営の要の一つなのか、考察を深めて来る。
復習(インターバル課題):
①徹底した顧客視点で事業を推進する経営感覚を改めて自らの内に確認し、事業変革推進に活かす具体的な経営上のテーマを明らかにする。その上で、変革推進をして行く上での障害を挙げて来る。
②特定課題研究にどこまで活かそうとしているのか、その活用の範囲や深さに関し、意図を明確にして来る。

授業内容

「変革型経営リーダー」の定義と、VUCAの時代を拓く経営展開の前提条件

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

2 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第一回目と同じ

授業内容

経営的視点から「価値創造戦略」としてのマーケティングの本質を総合的に理解する

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

3 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:自事業の「究極の顧客価値」を明らかにし、徹底した顧客視点で事業ミッションを再定義する。
復習:ビジョンを描き、暗黙の前提を明確にした上で、事業変革課題(事業変革の核心)を打ち出す。

授業内容

価値創造戦略の要の経営感覚である「顧客価値」を掘り下げ、事業ミッションの再定義に活かす。徹底した顧客視点で再定義すると、取り組み事業は一体「何屋」と再定義すればお客様から選ばれ続ける実績を残せるのか?

 

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

4 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第三回目と同様

授業内容

1)ビジョンこそ価値創造の源泉・取り組み事業が成り立つ暗黙の前提を問い直す

2)自事業の未来と事業変革課題の設定(事業変革の核心を打ち出す思考ステップの取得・確認)

 

 

 

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

5 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:"リーダーシップ”とは何か?自分の言葉で表現し、その根拠も明らかにして来る
復習(インターバル課題):事業変革推進リーダーシップのプロセスに関する理解を深め、変革推進上の課題を明らかにする。

授業内容

事業変革推進リーダーシップの要諦を考察する①

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

6 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第五回目と同じ

授業内容

事業変革推進リーダーシップの要諦を考察する②

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

7 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:”Leadership”と”Management”の違いに関し、考察を深めて来る、
復習(インターバル課題):事業変革を推進して行く為の土台となるマネジメント原理原則(4つ)の自らの実践状況を振り返ってくる。

授業内容

事業変革推リーダーシップ強化に向けたマネジメント原理原則の確認・習得①

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

8 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第七回目と同じ

授業内容

事業変革推進リーダーシップ強化に向けたマネジメント原理原則の確認・習得②

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

9 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:インターバル課題の取り組み

復習(インターバル課題):事業変革を推進して行く為の土台となるマネジメントの原理原則を職場実践し、その成果を振り返る。

授業内容

事業変革推進リーダーシップ強化に向けたマネジメント原理原則の確認・習得③

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

10 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第九回と同じ

授業内容

事業変革推進リーダーシップ強化に向けたマネジメント原理原則の確認・習得④

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

11 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:インターバル課題の取り組み

復習(インターバル課題):事業変革を推進して行く為の土台となるマネジメントの原理原則を職場実践しその成果を振返る。

授業内容

事業変革推進リーダーシップ強化に向けたマネジメント原理原則の確認・習得⑤

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

12 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第11回目と同じ

授業内容

事業変革推進リーダーシップ強化に向けたマネジメント原理原則の確認・習得⑥

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

13 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:インターバル課題の取り組み

復習(インターバル課題):マネジメントの原理原則の体系的理解を深め、変革推進に向けた実行計画を立案する。

授業内容

マネジメントの総合的理解と問題解決(ケース研究)

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

14 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

第13回目と同じ

授業内容

マネジメントの総合的理解と問題解決(ケース研究)

課題有無

課題フィードバック方法

その他

フィードバック内容

次回の講義の土台と前提とする

15 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

復習(インターバル課題):自らのリーダーシップを総合的に振り返り、リーダーシップ開発計画表を完成させて来る

授業内容

リーダーシップ20の名言とGlobal Leadershipの発揮に向けて

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

授業方法

一方的な講義ではなく、双方向の対話を通じ、”Interactive"な授業展開とグループ討議を重視する。 学生参画型の場作りを心掛ける。

テキスト

講師が毎回配布する教材・レジメを中心に展開する。

参考図書

必要に応じ、適宜紹介する。

成績評価

評価の視点
評価
ウェイト
備考

授業への参画姿勢

30 %

発言の積極性と内容の妥当性を勘案する

授業への発展的貢献

30 %

他受講生への刺激や洞察の深化への貢献、そして自らのリーダーシップとの接点での気付きの共有などを勘案する

期末レポート

40 %

自らのリーダーシップ開発計画を立案し、表現してくる

合計
100%

受講生へ授業科目のアピールポイント、必要な基礎となる科目の履修や知識・スキル

経営者の視点で打ち出した事業変革課題を、各職場で変革推進して行くリーダーシップ力を向上を目的としている。その土台と前提を盤石にすべく、主にマネジメントの原理原則の確認・習得に力点を置き、グループ討議・全体討議を通じ、自らの経営リーダーとしての成長に向けた課題が明らにして頂ける内容である。

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