Corporate Accounting / Finance Basics
ビジネスリーダーには、企業経営の実体の基礎をなす企業会計システムの重要性と本質を押さえることが求められる。
本講座は、事業の構造と特性を捉えた企業会計とファイナンスの関係を理解する「経営者のための会計」であり、MOTプログラムの中核(基幹科目)である。
本講座では、経営理念~経営戦略~事業計画の関係を深く理解したうえで、ビジネスリーダーが実践すべき基礎的な企業会計概念ならびに手法について解説する。
本講座では、財務会計概念を踏まえつつ、管理会計の重要性や企業経営における実践的意味合いについて理解を深める。また、新しい企業会計の取り組みとして、デジタル変革に取組む製造業での原価管理の事例を紹介する。
本講座を通じて、企業の生命線は利益ではなく資金繰りにあり、企業経営の維持持続の側面からもファイナンスの重要性を体得する。
「財務利益(会計利益)」に対比される「経済利益」の重要性、およびこの利益概念を用いた経営指標に着目しつつ、事業計画、予算・キャッシュフロー計画、利益計画を策定するために必要な各種手法、スキルを学習する。
経営の視点から「企業会計」と「ファイナンス」に係る基本的な考え方や手法を実務上如何に使うか、を考えることを重視したい。
次の2点をはじめ企業会計・ファイナンスの基本となる考え方と手法の習得により、受講生自身の組織運営に適用し実践できる経営人材となることを目標とする。
(1) ビジネスリーダーとして習得すべき財務諸表の押さえどころの理解
(2) 業績を評価測定されることで、事業組織の構成員(社員)の行動を変えることに繋がる有効なアプローチ、その行動変容に至るプロセスの理解
(予習)後掲の参考図書を事前に目を通しておくことが望ましい。
(復習)第1回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【本講義の全体像と狙い】
(予習)第1回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第2回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【財務会計と管理会計】
有
全体へのフィードバック
(予習)第2回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第3回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【財務諸表について】
(予習)第3回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第4回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【利益と付加価値、キャッシュフロー】
(予習)第4回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第5回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【原価計算(1)】
(予習)第5回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第6回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【原価計算(2)ゲスト講演】
有
全体へのフィードバック
(予習)第6回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第7回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【損益分岐点分析(1)】
(予習)第7回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第8回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【損益分岐点分析(2)】
(予習)第8回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第9回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【投資・事業の採算性(1)】
(予習)第9回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第10回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【投資・事業の採算性(2)】
有
全体へのフィードバック
(予習)第10回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第11回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【先進的管理会計事例・ゲスト講演】
(予習)第11回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第12回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【ゲスト講演を踏まえての議論】
有
全体へのフィードバック
(予習)第12回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第13回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【計画とコントロール、業績評価と社員行動、利益を測定する組織単位の設定】
(予習)第13回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第14回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【企業財務・ファイナンス】
(予習)第14回配付資料を確認・復習し、今回の授業に臨むことが望ましい。
(復習)第15回配付資料を確認・復習することが望ましい。
【講義総括・ディスカッション】
有
全体へのフィードバック
講義と演習/ディスカッションで進め、企業会計・ファイナンスに係る自社の経営課題の認識を促す。改善検討を通じた相互啓発・理解も重視する。
各回ごとにパワーポイント形式のテキストを配布する。
林 總 『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』PHP文庫(ISBN978-4-569-67633-3)
稲盛和夫『稲盛和夫の実学-経営と会計』日経ビジネス人文庫(ISBN978-4-532-19006-4)
砂川伸幸『コーポレートファイナンス入門<第2版>』日経文庫(ISBN978-4532113681)
桜井久勝 『財務会計講義』中央経済社(ISBN 978-4502460616)
櫻井 通晴『管理会計』同文舘出版(ISBN978-4495161460)
林 健太郎、梅澤 真由『すぐわかる 中小企業の管理会計「活用術」』税務研究会(ISBN978-4793126802)
ほか、適宜紹介する。
課題レポート評価
60 %
課題レポート(適宜、理解度確認テスト)を通じ、内容理解の深度を確認するとともに、自社の経営実務への適用力について評価
授業(チーム演習、ディスカッション)への参画姿勢
40 %
企業会計は、「経営者のための会計」であり、MOTプログラムの中核(基幹科目)として、事業計画や業績評価の基礎となる考え方や知識を修得しましょう。