企業連携と計数マネジメント PDF

Quantitative indicators and corporate collaboration

中小企業診断コース関連科目

単位数

1単位

開講学期

秋学期

開講曜日・時限

授業スケジュール参照

位置づけ

企業・事業戦略 発展/ケーススタディ

区分

中小企業診断コース コース基本科目

科目紹介

科目の重要性・必要性

本科目では、中小企業診断士や経営コンサルタントとして中小企業を対象とした経営診断や助言の業務に携わっていくために、知っておくべき計数計画や企業連携手法を修得する。

計数計画では、実際の企業の決算資料をもとに、計数から事業課題について分析を行っていく。また計数から導いた事業課題の分析だけでなく、課題に解決に対しての戦略構築についても焦点を当てていく。

企業連携は、現代の中小企業を支援するコンサルタントとして身に着けておくべき大切な知見のひとつである。ダイナミックかつスピーディーに変化する昨今の経営環境において、大企業に比べて経営資源の乏しい中小企業の場合は、自社単体で生き残っていくのは容易ではない。そういった中で、積極的に外部のネットワークの積極的な活用方法について焦点を当てていく。

本科目の授業では、実際の企業を対象とした計数計画や、実践的な企業連携を提案することを通じてコンサルタント実務を模擬体験してもらう。

科目の目的

中小企業を対象とした経営診断業務を実施する際の計数計画の作成や企業連携提案をできるようになることを目的とする。

到達目標

(計数マネジメント)

戦略を実行するため、計数マネジメントの仕組みを構築できる能力の習得。

(企業連携)

経営課題解決の一つとして、有効かつ実践的な企業連携を提案できること。

受講してもらいたい院生

経営コンサルタントを目指す院生

授業計画

1 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:中小小売業における数値面における進捗管理の現状について整理してくること。
復習:中小小売業における数値面における進捗管理について復習すること。

授業内容

計数マネジメント(1)(講義とワークショップ)

・計数マネジメントと計画の進捗管理①

中小企業の計数マネジメントについて学ぶ。演習を通して、キャッシュフローの進捗管理および計数管理方法について学ぶ。演習方法としては、経営計画策定(EXCEL )を活用して実施。

課題有無

課題フィードバック方法

全体へのフィードバック

2 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:中小製造業における数値面における進捗管理の現状について整理してくること。
復習:中小製造業における数値面における進捗管理について復習すること。

授業内容

計数マネジメント(2)(講義とワークショップ)

・計数マネジメントと計画の進捗管理②

演習を通して、製造業における計数管理方法について学ぶ。演習方法としては、経営計画策定(EXCEL )を活用してチームに分かれて実施。

課題有無

課題フィードバック方法

全体へのフィードバック

3 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

復習:中小製造業における数値面における進捗管理について復習すること。

授業内容

計数マネジメント(3)(講義とワークショップ)

・計数マネジメントと計画の進捗管理③

中小サービス業の計数マネジメントについて演習を通して、複数の事業部門の分析を通して、数値計画と連動させた戦略の方向性について学ぶ。演習方法としては、経営計画策定(EXCEL )を活用してチームに分かれて実施。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

4 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

復習:中小企業における数値面における計画管理について復習すること。

授業内容

計数マネジメント(4)(講義とワークショップ)

・計数マネジメントと計画の進捗管理④

中小企業における資金の調達手段について学ぶとともに、計画の進捗管理の進め方について短期、中期利益資金計画の立案を検討する。演習方法としては、経営計画策定(EXCEL )等を活用してチームに分かれて実施。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

5 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:企業連携にはどのような形態があるかを調べてくる。

復習:企業連携の形態ごとのメリットやデメリットを整理する。

授業内容

企業連携(1)(講義とディスカッション)

・企業連携の必要性、有効性とリスクを知る。

なぜ企業が他者と連携する必要があるのか、企業連携はどのような場面で有効なのか、企業連携におけるリスクとは何か、などを学び、企業連携の基本的な概念を理解する。

・企業連携の形態を知る

さまざまな目的に応じた企業連携の形態を学び、それぞれのメリットやデメリットを理解する。

課題有無

課題フィードバック方法

全体へのフィードバック

6 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業なので前回と同じ。 

授業内容

企業連携(2)(講義とワークショップ)

・企業連携のプロセスと留意事項

具体的な企業連携を進めようとした際に、結果を急ぐあまり必要な手順や手続きを疎かにしてしまい、連携に失敗してしまう事例は少なくない。ここでは、企業連携で失敗しないためのプロセスを知るととも、各プロセスにおける留意事項を学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

全体へのフィードバック

7 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

予習:企業連携の事例を調べてくる。(成功事例でも失敗事例でもよい。)
復習:中小企業における企業連携のあり方について、自分なりの考えをまとめる。

授業内容

企業連携(3)(講義とワークショップ)

・企業連携事例

中小企業が連携に取り組んだ事例から、連携の効果や成否のポイントを学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

8 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

連続授業なので前回と同じ。 

授業内容

企業連携(4)(講義とワークショップ)

・地域連携

特定の地域の企業や商店、住民などが協力し合って地域経済の活性化に取り組む事例を研究する。また、産業クラスターにおける企業連携や産業クラスターによる地域経済活性化の効果や産業クラスター政策についても学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

授業方法

講義とグループでの検討、作業を交えて行う。

テキスト

(計数マネジメント)
講義は担当教員が作成したオリジナルテキストを使用する。(なお、資料によっては必要に応じOffice365に事前・事後アップする。)

(企業連携)
講義は担当教員が作成したオリジナルテキストを使用する。(なお、資料によっては必要に応じOffice365に事前・事後アップする。)

参考図書

(計数マネジメント)

寺岡雅顕 『ベテラン融資マンの知恵袋』 銀行研修社

 

(企業連携)

『中小企業白書』

中小企業庁 『中小企業施策利用ガイドブック』

成績評価

評価の視点
評価
ウェイト
備考

授業(演習・ディスカッション)への参画姿勢

50 %

課題評価の内容

50 %

合計
100%
期末試験(ペーパー試験)

(オンライン受験 不可

受講生へ授業科目のアピールポイント、必要な基礎となる科目の履修や知識・スキル

(五十嵐案)

講義を一方的に聞くだけでなく、積極的に発言し、議論に参加してもらいたい。また、グループワークやグループディスカッションを通じて、他の院生の意見や考え方からも新たな気づきや学びを得るように心掛けてほしい。

課題を提出する際は、ネット情報を集めて切り貼りするだけではなく、集めた情報を自分なりに分析して考察した内容を言語化し、文章としてまとめてほしい。

 

(以下の文章は、総合経営戦略のものと思われます。)

コンサルタントとして独立開業し、公的機関や金融機関から委託を受けて中小企業の経営診断にあたる場合、そのほとんどのケースで、すべての作業を自分ひとりで完結させなければなりません。グループで役割分担を決めて実施する実務補修や診断実習とは違い、すべてが自己完結で自己責任となります。この授業を通じて、ひとりで実務を遂行する「ホンモノの中小企業支援の仕事」を疑似体験して下さい。

その他

シラバスの講義内容は、一部変更する場合がある。

変更の場合は、各教員の講義初日に改めて説明を行う。

CONTENTS

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