総合経営戦略
中小企業診断士や経営コンサルタントとして中小企業支援の実務に携わるためには、これまでの演習科目で学んだ知識を実践的に活用するスキルを身につける必要がある。企業診断や戦略立案支援の現場においては、対象企業の状況を客観的かつ俯瞰的に見ることが重要である。本科目では、さまざまな課題をかかえる中小企業をモデルとしたケーススタディを通して、企業の状況を客観的かつ俯瞰的に見る目を養う。受講者には対象企業のコンサルタントになったつもりになって、「自分ならどう分析し、どう提案するか?」を検討し、議論してもらう。他の科目で学んだ知識を活用するとともに、これまでの実務上の経験も踏まえて、総合的な視点で論理的に考察することで、経営コンサルタントとしての分析能力や経営戦略立案能力を高める。
企業連携
中小企業診断士や経営コンサルタントとして中小企業支援の実務に携わるためには、地域特性や業種構造を踏まえた経営戦略の考え方を理解し、各種支援施策の活用方法を含めて、的確な指導・助言・支援が行える実践的なスキルを身につける必要がある。本科目では、地域企業との連携事例や支援プロセスの検討を通じて、施策と経営課題を有機的に結び付けて捉える視点を養い、現場において実効性の高い支援を実践できる能力の修得を目指す。
この科目では、各受講者が将来、中小企業診断士や経営コンサルタントとして中小企業支援の実務に携わることを前提とし、これまでの演習科目で学んだ知識を実践的に活用するスキルを身につけることを目的とする。モデル企業の経営環境分析や経営改善計画立案に取り組み、企業の状況を客観的かつ俯瞰的に見る目を養う。
総合経営戦略
さまざまな課題をかかえる中小企業をモデルとしたケーススタディを通して、企業の状況を客観的かつ俯瞰的に捉えて分析し、総合的な視点で論理的に考察する能力を身につけ、以下のプロセスで経営改善計画を立案できることを目標とする。
企業連携
中小企業支援の実務に携わるために、地域の業種等による経営戦略について、支援施策活用のガイドも含めた指導、支援、アドバイスができるスキルを修得することを目標とする。
経営コンサルタントを目指す院生
予習:事前に配布される資料を精読する。
復習:授業で取り上げたモデル企業について、自分なりに分析して整理する。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(1)(ディスカッションとワークショップ)
・事例1「創業期から成長期に至る過程における経営課題解決」
創業したての企業が成長期に入る段階で経験するさまざまな課題をどのように解決するかを議論する。
モデル企業がどのような問題を抱えているかを把握し、それぞれの問題をどのように解決していったのかを確認する。
有
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連続授業なので前回と同じ。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(2)(ディスカッションとワークショップ)
・事例1「創業期から成長期に至る過程における経営課題解決」
創業したての企業が成長期に入る段階で経験するさまざまな課題をどのように解決するかを議論する。(前回の続き)
有
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予習:事前に配布される資料を精読する。
復習:授業で取り上げたモデル企業について、自分なりに分析して整理する。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(3)(ディスカッションとワークショップ)
・前回の振り返りとモデル企業のその後
モデル企業やその経営者のその後の展開を紹介する。
・事例2「中小製造業における経営改善」
業績の悪化に苦しむ中小製造業を取り上げ、問題の抽出、課題の設定、経営改善計画などを議論する。
SWOT分析、クロスSWOT分析などのフレームワークを活用しながら、モデル企業がとるべき戦略を検討する。
有
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連続授業なので前回と同じ。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(4)(講義とワークショップ)
・事例2「中小製造業における経営改善」
業績の悪化に苦しむ中小製造業を取り上げ、問題の抽出、課題の設定、経営改善計画などを議論する。(前回の続き)
有
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予習:事前に配布される資料を精読する。
復習:授業で取り上げたモデル企業について、自分なりに分析して整理する。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(5)(講義とワークショップ)
・前回の振り返りと事例2のモデル企業のその後の事業展開
モデル企業が実際にはどのように経営を立て直したのかを紹介する。
有
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連続授業なので前回と同じ。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(6)(講義とディスカッション)
・事例3「中小製造業における事業承継」
親から経営を引き継ぐ立場の子供がかかえる悩みについて議論する。
事業承継は多くの中小企業が直面する問題である。この事例では、後継者の立場に置かれた側の心理的な側面にも着目し、コンサルタントとして事業承継問題にどのように関わるべきかを考える。
有
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予習:事前に配布される資料を精読する。
復習:授業で取り上げたモデル企業について、自分なりに分析して整理する。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(7)(講義とディスカッション)
・前回の振り返りとその後のモデル企業の状況
モデル企業とその後継者がその後にどのような状況となったかを紹介する。
・事例4「中小製造業の海外進出」
海外に進出した中小企業がかかえる課題とその解決方法について議論する。
成長が期待される海外市場に活路を求めて、海外進出を考える中小企業は少なくない。実際に海外進出を果たした企業の中には、順調に業績を伸ばしているところもあれば、業績低迷に悩んでいるところもある。両者の違いは何か、海外進出で失敗しないためにはどうすればよいのかなどを考える。
有
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連続授業なので前回と同じ。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(8)(講義とディスカッション)
・事例4「中小製造業の海外進出」
海外に進出した中小企業がかかえる課題とその解決方法につてい議論する。(前回の続き)
有
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予習:事前に配布される資料を精読する。
復習:授業で取り上げたモデル企業について、自分なりに分析して整理する。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(9)(ゲストスピーカー講演)
・ゲストスピーカー講演
ゲストスピーカーとして中小企業の経営者を招き、経営課題や経営戦略について話を聞く。
有
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連続授業なので前回と同じ。
総合経営戦略(経営戦略、マーケティング戦略)(10)(ゲストスピーカー講演)
・ゲストスピーカーとともに、企業の経営課題や経営戦略について議論する。
有
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予習:企業連携にはどのような形態があるかを調べてくる。
復習:企業連携の形態ごとのメリットやデメリットを整理する。
企業連携(1)(講義とディスカッション)
・中小企業における企業連携の戦略的意義と進化モデル
中小企業における企業連携の必要性を、自前主義という文化的背景とイノベーションの難しさから整理する。さらに、国が連携を推進する政策的意図を踏まえ、連携を「信頼形成型」から「機能統合型」「組織化型」へと発展する進化段階モデルとして体系化し、連携を戦略として捉える目線を養う。
有
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連続授業なので前回と同じ。
企業連携(2)(講義とディスカッション)
・企業連携の基礎理解と形態別活用
企業連携の必要性、有効性とリスクを知る。 なぜ企業が他者と連携する必要があるのか、企業連携はどのような 場面で有効なのか、企業連携におけるリスクとは何か、などを学び、 企業連携の基本的な概念を理解する。 またさまざまな目的に応じた企業連携の形態を学び、それぞれのメリッ トやデメリットを理解する。
有
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予習:企業連携の事例を調べてくる。(成功事例でも失敗事例でもよい。)
復習:中小企業における企業連携のあり方について、自分なりの考えをまとめる。
企業連携(3)(講義とワークショップ)
・企業連携のプロセスと留意事項
具体的な企業連携を進めようとした際に、結果を急ぐあまり必要な 手順や手続きを疎かにしてしまい、連携に失敗してしまう事例は少なくない。ここでは、企業連携で失敗しないためのプロセスを知るととも、各プロセスにおける留意事項を学ぶ。
有
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連続授業なので前回と同じ。
企業連携(4)(講義とワークショップ)
・企業連携のプロセスと留意事項
具体的な企業連携を進めようとした際に、結果を急ぐあまり必要な 手順や手続きを疎かにしてしまい、連携に失敗してしまう事例は少なくない。ここでは、企業連携で失敗しないためのプロセスを知るととも、各プロセスにおける留意事項を学ぶ。(前回授業の続き)
有
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予習:産業クラスターのによる地域経済活性化の具体的な事例を1つ探し、その効果効能を調べてくる。
復習:予習:産業クラスターのによる地域経済活性化の具体的な事例を整理する。
企業連携(5)(講義とワークショップ)
・地域連携
特定の地域の企業や商店、住民などが協力し合って地域経済の活性化に取り組む事例について分析する。また、産業クラスターにおける企業連携や産業クラスターによる地域経済活性化の効果や産業クラスター政策についても学ぶ。
有
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連続授業なので前回と同じ。
企業連携(6)(講義とワークショップ)
・地域連携
特定の地域の企業や商店、住民などが協力し合って地域経済の活性化に取り組む事例を分析する。また、産業クラスターにおける企業連携や産業クラスターによる地域経済活性化の効果や産業クラスター政策についても学ぶ。(前回授業の続き)
有
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・配布されるモデル企業の情報のほか、モデル企業が置かれている外部環境の情報や各受講者が持つ知見などを総動員して議論を深める。
講義は担当教員が作成したオリジナルテキストを使用する。(なお、資料によっては必要に応じOffice365に事前・事後アップする。)
『中小企業白書』
中小企業庁 『中小企業施策利用ガイドブック』
吉田満梨、中村龍太『エフェクチュエーション 優れた企業家が実践する「5つの原則」』ダイヤモンド社 ISBN:9784478110744
授業の参画姿勢
50 %
積極的な姿勢で参画し、議論を深めているかを評価する
授業中の分析力と考察力
25 %
授業中の発言において、的確に分析、考察しているかを評価する。
提出課題における考察力と応用力
25 %
授業内容を自分なりに再整理して考察を深め、他の事例に応用することを考えているかを評価する。
(オンライン受験可 不可)
これまでに学んだ演習科目や診断実習の経験を生かして、ケーススタディに取り組んでください。
シラバスの講義内容は、一部変更する場合がある。
変更の場合は、各教員の講義初日に改めて説明を行う。