Technology, Society and Corporate Ethics
2単位
春学期
授業スケジュール参照
技術・企業・社会(SDGs・ESG)リスク・企業倫理 基礎段階
基幹科目
文明が発達し満たされた社会が人類の欲求を充足していくと思いきや、近年は戦争や環境破壊など、不連続で不安定な社会へ逆戻りするような状況が顕在化しています。このような状況においても、経営者やリーダーは自社の利益増出と持続的安定性を高める責任を有します。 本講義では、こうした変化の本質を探り、社会要請として真に解決すべき社会課題を明らかにし、そこに潜在するビジネス機会を探索します。そして社会課題と技術の関係について体系的に理解を深めます。本講義は技術的な視点のみならず、ビジネスは交換により成立する行為との立場から、倫理学の視点を参照しつつ学習を進めます。本科目は今後MOTを学ぶうえで基盤となる能力と視点を涵養する基幹的な位置づけにあると考えております。
(1)社会課題と技術の関係についての理解を深める
(2)短期、中期、長期的視点におけるビジネス設計力と実践能力を高める
(1)社会課題を技術で解決するMOT視点の基礎的理解
(2)ビジネスにおいて、顧客への貢献、背後にあるステイクホルダーへの貢献、更に未来の社会影響まで、長期的な連鎖を考慮し、現時点での戦略を論理的に決定するフレームワークを身に着ける。
(3)自社の利益増出と持続的安定性の向上を高める方法について理解を深める。
MOT視点から、社会課題と技術の関係についての理解を深めたい院生
(予習)第1回配付資料を確認・予習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第1回配付資料を確認・復習することが望ましい。
本講義の全体像と狙い
① 我々が直面している変化の本質:不連続な社会への理解
② 次世代の技術・企業・人間のあり方
③ 今、我々が取り組むべき重要なことは何か?
第1回と同じ
第1回と同じ
有
全体へのフィードバック
(予習)第1回配付資料を確認・復習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第3回配付資料を確認・復習することが望ましい。
ビジネスとは何か? 技術とは何か?
①ビジネスとは交換である。交換力とは?
②目的と手段の関係から技術の本質を考える
(目的)社会課題の克服(事業推進の機会)
(手段)技術の活用
第3回と同じ
第3回と同じ
有
全体へのフィードバック
(予習)第3回配付資料を確認・復習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第5回配付資料を確認・復習することが望ましい。
企業倫理・職業倫理の理解
①責任と権限
②責任の連続性
③近年に発生した日本の大企業の不正に関する事例研究
④中庸の考察
⑤経営者のあるべき姿勢(リスクを理解し挑戦を続ける立場)
⑥倫理学の概念理解から得られる便益(利益への貢献、持続的安定性への貢献)
第5回と同じ
第5回と同じ
有
全体へのフィードバック
(予習)第5回配付資料を確認・復習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第7回配付資料を確認・復習することが望ましい。
ハイテク産業の理解(知識習得)
①IoT、AI、クラウドコンピューティング
②技術開発の視点(プラットフォーム技術開発)
③利用技術開発の視点(出口戦略)
第7回と同じ
第7回と同じ
有
全体へのフィードバック
(予習)第7回配付資料を確認・復習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第9回配付資料を確認・復習することが望ましい。
ビジネスモデルの論理的整理と可視化・ロジックモデルの理解
①インプット (人材・資金・事業業環境)
②アクティビティ(経営資源・ケイパビリティ)
③アウトプット (顧客への提供物)(短期的視点)
④アウトカム (顧客の便益) (中期的視点)
⑤インパクト (社会的な影響) (長期的視点)
第9回と同じ
第9回と同じ
有
個別フィードバック
(予習)第9回配付資料を復習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第11回配付資料を確認・復習することが望ましい。
表層的ローテク産業の理解(知識習得)
①持続可能なくらしの探求
②究極の自足自給クローズド循環型ハウスの研究
③表層的ローテクを支える深層的な物理化学の存在(社会仮題と科学技術の関係)
第11回と同じ
第11回と同じ
有
個別フィードバック
(予習)第11回までの資料を復習し、授業に臨むことが望ましい。
(復習)第13回配付資料を確認・復習することが望ましい。
グループ討議
①討議テーマ・グループ構成は第9回講義で発表予定
第11回と同じ
パネルディスカッション
①グループ討議結果の発表
②質疑応答
有
全体へのフィードバック
(復習)第14回までの内容を確認し、授業に臨むことが望ましい。
(予習)講義全体への意見・感想まとめ
振り返り
有
個別フィードバック
担当教員からの説明(対面、オンライン)
ゲストスピーカーからの説明
グループ討議、発表、質疑応答
毎回、事前に資料配布
講義中に紹介
各回課題の評価
50 %
課題リポート
授業への参加姿勢
50 %
授業(チーム演習、ディスカッション)への参加姿勢と発言内容
(オンライン受験可 不可)
記憶に依存する講義ではありません。日頃の仕事がとても忙しいと思います。本講義においては、教員からの説明、他者(受講生の仲間)の意見から、色々なことを感じて、一つ一つ丁寧に考え、モヤモヤしたり、納得する。仲間と考える行為を楽しめる環境を作りたいと思っております。