#President

学長あいさつ

持続的成長のために技術系中堅・中小企業における問題発見・解決能力を有する高度職業人の育成が日本工大MOTの使命

日本工業大学は「実工学」の理念の下、確かな専門力を有する実践的技術創造人材を育成し、技術系中堅企業への人材供給を中心に、我が国産業の発展に貢献して参りました。本MOTは、これら企業の経営者、後継者、幹部社員などが技術経営人材として活躍することが我が国の地域経済活性化に不可欠であるとの考えに立ち、「技術系中堅・中小企業における問題発見・解決能力を有する高度職業人」を育成することを目的として2005年に設立されました。それ以降、中堅・中小企業における優秀な人材を育成し、その使命を果たしてきています。

今、COVID-19にも後押しされ、社会は大きな転換期を迎えつつあり、モノからコトへのシフト、グローバル化×デジタル化、SDGsやESGの動きなどが益々加速しています。企業経営も、過去の成功体験が通用しなくなり、多くの企業が従来とは異なる新たなビジネスモデルを模索しています。そうした中、「ものづくり」で日本経済の根幹を支えてきた中堅・中小企業も、変革にチャレンジせざるを得ない状況に追い込まれています。

本MOTでは、2018年の「中小企業診断」コースの開設を契機に、これまでの教育・研究に加え、第3の柱として「経営支援」を掲げ、3者が相互に連携してシナジー効果を高める「中堅・中小企業の総合的拠点形成」を目指しています。修了生との関係強化を意図した「MOT倶楽部」の活動や、本MOTで学んだ成果を実務に活かした事例を表彰する「MOT大賞」制度などは、外部評価においても、その独自性が高く評価されております。修学している間だけではなく、入学がスタートとなり、それ以降、本MOT及び日本工業大学のエコシステムに参画し続けることが、本MOTの特徴の一つです。

本MOTは、異業種・異職種の方々と考え方や発想を交換し、相互に刺激し合える環境であることが大きな魅力の一つです。臨場感あふれる、インタラクティブな双方向スタイルの授業は、きっと皆さんの期待に添えるものと思っています。仕事を通じて社会的課題を解決するためには、皆さんが同期の院生と教授陣だけではなく、修了生や今後の院生も含めた日本工大MOTのエコシステムに参画され、一緒に社会課題を解決していくことを楽しみにしています。

日本工業大学
学長 成田健一

#Dean of the Graduate School

研究科長挨拶

創設理念を基軸に、取り巻く環境変化に対し「しなやか」に自己変革を続け、技術系中堅・中小企業の活性化に貢献

本技術経営研究科は、技術系中堅・中小企業の経営者・後継者・幹部などを対象に、技術経営人材の育成を目指して2005年度に開校されました。当面、修了生1,000人の輩出の早期実現化を目標にしていますが、既に、その半数を実現することが出来ました。また、2017年度には、従来の3コースに加えて中小企業診断コースが新設され、中小企業を支援できる人材育成にも取り組み始めました。

本技術経営研究科を支えてくださいました皆さま方には厚く御礼を申し上げます。今後とも、本大学の「実工学」、モノづくりに関わる教育・研究実績の持ち味を活かしつつ、我が国の技術系中堅・中小企業の発展に貢献できる専門職大学院として存在感を高めていきます。

ところで、周知のとおり新型コロナウイルス感染症パンデミックが人と人の接触を激減させ、生活・産業・経済などの活動に大きな影響を及ぼしています。技術経営的視点からみると、かかる感染症パンデミックが今迄曖昧性を多く含んでいた企業業務の体系化/標準化の見直しの契機となり、結果として業務の効率化と分散化を進めました。

この業務の体系化/標準化は、在宅業務の範囲を拡大しているばかりでなく、企業における情報化(デジタル化)、DX(Digital Transformation)の基盤整備にも貢献しています。新型コロナウイルス感染パンデミックがもたらした経営革新とも言えます。

反面、「予期していなかった人たちとの出会い」、「多様な人たちとの出会い」は激減しており、新たなビジネス機会の喪失、新たな市場創造・事業創造などの活力低下を惹起することが危惧されます。

こうした時期には、ともかく社内業務の体系化/標準化による情報基盤の整備を進めるとともに、技術経営人材の育成など社内の人材資源の充実を図ることが肝要です。

日本工業大学大学院 技術経営研究科(専門職)
研究科長 小田 恭市

本技術経営研究科におきましては、新型コロナウイルス感染への対処のため、対面授業からオンライン授業へ教育業態を変化させる中で、院生の多様なニーズに応えられるように「複合授業」を実現しました。この「複合授業」は、自宅等においてオンラインで受講したい院生と、キャンパスで教員や他の院生と一体になりやすい対面授業で受講したい院生のニーズを同時に満足させる授業形態です。

この「複合授業」を活用することによって、地方の中堅・中小企業における技術経営人材の育成ニーズにも対応できることが可能となりました。この「複合授業」は、本技術経営研究科が目指す「中堅・中小企業の教育・支援・研究の総合的拠点」の実現を高める重要なツールの一つになるものと認識できます。

本技術経営研究科は、首都圏のみならず地方の技術系中堅・中小企業の技術経営人材の育成により、我が国の技術系中堅・中小企業を元気にする一翼を担い更に社会的貢献を進めていきます。

CONTENTS

おすすめコンテンツ

専任教員

充実したMOT分野のエキスパートスタッフを集めています。

日本工大MOTとは

本大学院の5つの特徴や設立趣旨・目的などを掲載

オープンキャンパス

日本工大MOTは、どのような学びの場なのかを直接確認できる場として開催