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中小企業知財実践ケーススタディ

  • Case Study on Intellectual Property Strategy
担当教員 清水 弘
井上 一
中澤 俊彦
専任・客員 専任
客員
客員
単位数 1単位
開講学期 冬学期 開講曜日・時限 月曜日 1・2時限(隔週)
位置づけ 知財分野 ケーススタディー段階
科目紹介
科目の重要性・
必要性
一般に中堅・中小企業の経営者・管理者は、知財について消極的なケースが多い。中堅・中小企業に即した実践的な知財の活かし方を理解することで、経営戦略に新たな武器を加えることも可能である。特に新規性の高い製品の自社開発や他社との共同開発では、知財と契約の課題に必ずと言って良いほど直面する。また日常的に締結する守秘義務契約にも多くの留意点がある。
これらの課題解決のためには、専門家である弁理士と自社の知財や契約について密接な議論が必要だが、中堅・中小企業はその機会を得にくい。受講生の実際の知財・契約の課題を、弁理士とともに議論することで知財と契約の課題解決の理解を深めることは重要である。
科目の目的 受講生の知財・契約の課題を弁理士とともに議論することで、実践的な知財・契約の課題解決を経験し、自社にあった取り組み方法を理解する。
到達目標 受講者は、
・中堅・中小企業の知財戦略の在り方、知財・契約の課題の解決を実践例として理解し、それを自社に適用した場合のあり方を記述できるようになる。
・特に事例提供者にとっては自社の知財課題に高度で多面的なアドバイスを受けられる。信頼のおける多数の弁理士とのネットワークを築ける。(例年、弁理士が複数参加)
が可能となる。
受講してもらいたい
院生
実践的な知財・契約課題解決を推進し、自社に即した知財戦略の構築を目指す院生。加えて知財・契約課題が想定される新規性の高い製品開発を行う院生。
授業計画
1回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:事前配布される事例を一読の上、自分なりの知財・契約課題を想定し授業に備える。 
復習:事例を自社のプロダクト・事業に当てはめ対応策を考えて見る。
授業内容 授業の進め方の説明。
第1回事例提供者の事例説明と受講者全員での討議。(検討事例の詳細は冬学期オリエンテーションで説明)
2回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 連続授業のため先の回と同じ。
授業内容 第1回事例に関連する知財と契約課題に関する講義(検討事例のより変わるため冬学期オリエンテーションで説明)。
次回に向けての知財・契約課題設定(検討は主として事例提供者と弁理士)。
3回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:事前配布される事例を一読の上、自分なりの知財・契約課題を想定し授業に備える。 
復習:事例を自社のプロダクト・事業に当てはめ対応策を考えて見る。
授業内容 受講者による第1回事例提供者へのアドバイスの発表と討議。
第2回事例提供者の事例説明と受講者全員での討議。(検討事例の詳細は冬学期オリエンテーションで説明)
4回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 連続授業のため先の回と同じ。
授業内容 第2回事例に関連する知財と契約課題に関する講義(検討事例のより変わるため冬学期オリエンテーションで説明)。
次回に向けての知財・契約課題設定(検討は主として事例提供者と弁理士)。
5回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:事前配布される事例を一読の上、自分なりの知財・契約課題を想定し授業に備える。 
復習:事例を自社のプロダクト・事業に当てはめ対応策を考えて見る。
授業内容 受講者による第2回事例提供者へのアドバイスの発表と討議。
第3回事例提供者の事例説明と受講者全員での討議。(検討事例の詳細は冬学期オリエンテーションで説明)
6回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 連続授業のため先の回と同じ。
授業内容 第3回事例に関連する知財と契約課題に関する講義。(検討事例のより変わるため冬学期オリエンテーションで説明)
次回に向けての知財・契約課題設定。(検討は主として事例提供者と弁理士)
7回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:事前配布される事例を一読の上、自分なりの知財・契約課題を想定し授業に備える。 
復習:事例を自社のプロダクト・事業に当てはめ対応策を考えて見る。(最終課題提出)
授業内容 受講者による第3回事例提供者へのアドバイスの発表と討議。
ケーススタディを振り返っての受講生全員でのディスカッション。
8回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 連続授業のため先の回と同じ。
授業内容 ケーススタディを振り返っての知財と契約課題に関する講義。(検討事例のより変わるため冬学期オリエンテーションで説明)
全体まとめ。
課題有無
課題フィードバック方法 個別フィードバック
授業方法 授業は、各回1、2時限の2コマx4回で、3-4人の事例提供者の企業の知財戦略や知財。契約問題を題材として、弁理士とともにケーススタディ形式で討議することで進める。
1時限目
・各回の事例に関連する知財戦略の講義
2時限目
・各回の事例提供者の事例説明と受講者全員での討議
の上で、次回までに、
・受講者が宿題として事例提供者へのアドバイスを検討
次回の1時限目の最初にアドバイスのまとめの発表と討議。
これを繰り返して検討を進める。
テキスト 毎回ワードまたはパワーポイント形式のテキスト、参考資料を配布する。
参考図書 適宜紹介する。
成績評価
評価の視点 評価
ウェイト
備考
課題による理解度と自社への適用確認。 60 %
クラスへの参画姿勢。 40 %
合計 100%  
受講生へ 春、秋学期の知財関連科目を受講していることが望ましいが未受講でも受講可能。
院生、修了生、弁理士、教員とも、事例提供者の提供する守秘性の高い情報に触れるため、事例提供者と受講者は守秘義務契約を締結することを受講の条件とする。
その他 ケーススタディの事例は、在校生・修了生の事例提供者の希望によって異なるが、過去には以下のようなテーマについて検討を行った。
・戸建住宅建設業における知財による模倣困難性構築の可能性の模索
・加工型製造業での外部導入技術の新製品事業化の契約上の課題の検証
・電気防食業の既存事業と新サービス事業強化の三位一体戦略の検証
・床暖房資材企業での大手企業との侵害係争を振り返っての知財戦略の検証
・プレス間部材搬送装置企業の中国生産提携における技術流出防止の方策
・ナット部品企業の知財化可能性の検討
・コネクター部品企業の知財化可能性の検討
・臍帯血保管事業の事業戦略実現の知財戦略の構築

本年度の事例とそれに合わせた講義内容については、冬学期オリエンテーションにて詳細説明する。
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