MOT 働きながら技術経営が学べる1年制大学院 日本工大MOT

生産マネジメント体系と現状分析の進め方・生産戦略の考え方

  • Production management system and How to proceed with the current analysis ・ The concept of the production strategy
担当教員 若槻 直 専任・客員 客員 単位数 2単位
開講学期 春学期 開講曜日・時限 土曜日 3・4時限(隔週)
位置づけ オペレーション分野 応用段階
科目紹介
科目の重要性・
必要性
生産マネジメントの体系、IE手法による現状分析、全社戦略に対する生産戦略の位置づけを知ることで、製造企業に関する総合的かつ実践的な支援と助言のための基礎的フレームワークを修得する。
科目の目的 中小企業・小規模事業者に対して、生産マネジメントの改善や全社戦略に呼応した生産戦略の策定を助言し、その実現を支援できるようになることを目的とする。
到達目標 ・生産マネジメントの体系を理解し、IE手法による現状分析のスキルを修得する。
・生産戦略策定のフレームワークを理解し、生産形態ごとの管理・改善ポイントを修得する。
・中小企業・小規模事業者に対して生産マネジメントに関する具体的な助言ができることを目標とする。
受講してもらいたい
院生
中小企業経営などの経営コンサルタントを目指す院生
授業計画
1回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:生産マネジメントの要素を洗い出しておく。
復習:生産マネジメントの要素と全社の経営課題との関連をまとめる。
授業内容 生産マネジメントの体系(基礎)
生産マネジメントの要素と対象を体系的に示す。生産マネジメントには多様な要素があり、全社の経営課題に応じて分析の切り口を変える必要があることを示す。
2回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:全社の経営課題に関連する生産の課題の例を洗い出しておく。
復習:中小企業・小規模事業者の生産マネジメント活動の支援方法をまとめる。
授業内容 生産マネジメントの体系(ケーススタディ)
いくつかのケースを基に、実際の企業でどんな生産マネジメント活動が行われているかを分析する。また中小企業・小規模事業者で生産マネジメントを体系的に行う支援について討議・発表する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
3回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:品質・原価・納期・環境のマネジメントが生産マネジメントにどう位置づけられているか調査する。
復習:品質・原価・納期・環境のマネジメントがさらにどのような要素から構成されているかをまとめる。
授業内容 品質・原価・納期・環境のマネジメント(基礎)
生産活動の結果として現れる品質・原価・納期・環境の側面からのマネジメント活動を示す。また生産マネジメントの目標と全社の方針・目標との関係も示す。
4回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:受講者が関わる企業での品質・原価・納期・環境のマネジメントを列挙する。
復習:受講者が関わる企業で品質・原価・納期・環境のマネジメントが全社目標とどう関連しているかをまとめる。
授業内容 品質・原価・納期・環境のマネジメント(ケーススタディ)
受講者が所属する企業の事例や中小企業の事例をケースとする。それを基に、中小企業・小規模事業者で品質・原価・納期・環境のマネジメントをいかに支援するかについて討議・発表する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
5回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:設備・作業・設計情報のマネジメントが生産マネジメントnにどう位置づけられているかを調査する。
復習:設備・作業・設計情報のマネジメントがさらにどのような要素から構成されているかをまとめる。
授業内容 資材・設備・作業・設計情報のマネジメント(基礎)
生産活動の資源となる資材・設備・作業・設計情報の側面からのマネジメント活動を示す。中小企業では疎かになりがちな生産資源のマネジメントも重要であることを強調する。
6回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:受講者が関わる企業での設備・作業・設計情報のマネジメントを列挙する。
復習:受講者が関わる企業で設備・作業・設計情報のマネジメントが全社目標とどう関連しているかをまとめる。
授業内容 資材・設備・作業・設計情報のマネジメント(ケーススタディ)
受講者が所属する企業の事例や中小企業の事例をケースとする。それを基に、中小企業・小規模事業者で資材・設備・作業・設計情報のマネジメントをいかに支援するかについて討議・発表する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
7回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:5Sと小集団活動が生産マネジメントの中でどのような役割を果たしているかを調査する。
復習:中小企業・小規模事業者での5Sと小集団活動の展開方法をまとめる。
授業内容 5Sと小集団活動(基礎)
5Sと小集団活動が生産マネジメントを支える重要要素であることを示す。また5Sと小集団活動を中小企業で推進するうえでのポイントについても習得する。
8回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:5Sと小集団活動を企業活動に取り入れて活用している企業を調査する。
復習:5Sと小集団活動を中小企業・小規模事業者で展開するための要点をまとめる。
授業内容 5Sと小集団活動(ケーススタディ)
身近な5Sをケースとして、小集団活動の疑似体験を行い、そのプロセスから中小企業・小規模事業者における5Sや小集団活動の推進に関しての知見を討議し発表する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
9回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:工程分析と稼働分析の手法について理解しておく。
復習:工程分析と稼働分析を製造現場以外へ適用する場合の要点をまとめる。
授業内容 工程分析と稼働分析(基礎)
製造現場の分析に使うIE手法のうち工程分析と稼働分析の進め方を示す。製造現場だけでなく、事務業務などへも応用可能であることを示す。
10回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:受講者が関わる企業で工程分析と稼働分析を行う場合の手順や作業を洗い出しておく。
復習:工程分析と稼働分析を中小企業・小規模事業者で展開するための要点をまとめる。
授業内容 工程分析と稼働分析(ケーススタディ)
中小企業における作業をケースとし、工程分析と稼働分析を演習する。ケーススタディを通じて中小企業・小規模事業者が自ら分析できるようにするための要点も発表する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
11回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:作業分析と時間研究の手法について理解しておく。
復習:作業分析と時間研究を製造現場以外へ適用する場合の要点をまとめる。
授業内容 作業分析と時間研究(基礎)
製造現場の分析に使うIE手法のうち作業分析と時間研究の進め方を示す。製造現場だけでなく、事務業務などへも応用可能であることを示す。
12回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:受講者が関わる企業で作業分析と時間研究を行う場合の手順や作業を洗い出しておく。
復習:作業分析と時間研究を中小企業・小規模事業者で展開するための要点をまとめる。
授業内容 作業分析と時間研究(ケーススタディ)
中小企業における作業をケースとし、作業分析と時間研究を演習する。ケーススタディを通じて中小企業・小規模事業者が自ら分析できるようにするための要点を発表する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
13回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:製造業における様々な生産形態を列挙しておく。
復習:製品の特性と生産形態との関連を体系的にまとめる。
授業内容 生産形態と管理のポイント(基礎)
生産戦略策定のための基本フレームワークとして、生産形態について取り上げる。製品の特性を大別し、それぞれに最適な生産形態と管理のポイントを示す。
14回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:受講者が関わる企業の製品特性と生産形態を列挙しておく。
復習:生産形態別に頻出する課題と改善方向をまとめる。
授業内容 生産形態と管理のポイント(ケーススタディ)
製品類型の中から具体例をケースとして選択し、生産戦略との関連から課題抽出と改善方向を探索する演習を行う。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
15回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:工場を新設する場合に必要な作業を列挙しておく。
復習:工場を新設する場合の進め方をまとめる。
授業内容 工場の新設と生産拠点の配置(基礎)
工場新設の場合の進め方を示す。また生産拠点の配置を決定する進め方を示す。生産拠点の配置や新設は、経営戦略や営業、開発、物流、サービスの諸活動との関連から決める必要があることを強調する。
16回 予習・復習時間 4時間
予習・復習 予習:工場の新設で複数案からどのように選択していくかの方法を列挙しておく。
復習:工場の新設での意思決定方法を他に応用する方法をまとめる。
授業内容 工場の新設と生産拠点の配置(ケーススタディ)
中小企業が拠点を新設するケースを使い、拠点新設に必要な作業を抽出する。またその結果から中小企業・小規模事業者が拠点を新設する場合の支援の要点を考察する。
課題有無
課題フィードバック方法 全体へフィードバック
授業方法 基本的な事項の確認と、ケーススタディを交互に行う。ケーススタディの回では、提示したケースについてのグループ討議結果を発表する。
テキスト 毎回、講義内容あるいはグループ討議するケースを記述した資料を配布する。
参考図書 適宜、紹介する。
成績評価
評価の視点 評価
ウェイト
備考
グループ討議の発表内容 40 % ケーススタディでのグループ討議の発表に対し、中小企業・小規模事業者の支援を想定し、具体的で有効な考察を含んだ内容を盛り込めたかを評価する。
グループ討議への参画度 60 % ケーススタディでのグループ討議の過程で、理論・基本思想および受講者自身のビジネス経験を盛り込みながら、討議内容を深めたかを評価する。
合計 100%  
受講生へ 生産マネジメントは、中小製造業の支援の基礎のひとつである。体系的に理解して欲しい。
その他 土曜日の3時限、4時限、5時限の連続授業を隔週で行う。全16回の授業である。
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