オペレーションマネジメントの基礎 PDF

Basic Operation Management

単位数

2単位

開講学期

春学期

開講曜日・時限

木曜日 1時限目

位置づけ

オペレーション分野 基礎段階

科目紹介

科目の重要性・必要性

オペレーションマネジメントとは、生産やサービスを主にQCDの視点から効率的に管理することを目的とするものである。
従って、企業におけるコアの活動であり、この部分を効率的に行えるかどうかで、顧客満足や企業の収益に大きな影響を与える。
本講義においては、オペレーションマネジメントを生産を中心に議論するが、本講義で取扱う方法論、基本的な考え方は、製造業以外でのサービス業等でも活用できるものとしている。
ゲストスピーカー(3名:自動車部品メーカーで生産管理を担当する当校卒業生である取締役に生産管理部門の実際を、SIer企業の新規事業担当部長にインダストリー4.0を、電子機器・自動車部品メーカーのトヨタ生産方式担当部長にトヨタ生産方式導入の実際を語っていただく)を招いての講義を行う。

科目の目的

内容は生産に関連する分野の基礎的事項を俯瞰的に学ぶものとし、そのために、各論の詳細に入ることなく、かつ各論と全体像がバランスするようにしている。

到達目標

生産・オペレーションにおける最低限必要な知識を習得する。
生産・オペレーション担当者ときちんと会話ができるレベルを目指す。

受講してもらいたい院生

主に生産・オペレーション分野の未経験者・初級者

授業計画

1 回

予習・復習時間

0時間

予習・復習

なし

授業内容

「オペレーションマネジメントとは」
講義を中心に、オペレーションマネジメントの全体像のイメージをつかむ。

2 回

予習・復習時間

5時間

予習・復習

事前課題:「日本のもの造りの哲学」(藤本隆宏著)の一部を読み、「日本の製造業は今後生産をどのように位置づけ、どう展開していくべきか」を考える。

授業内容

「生産を経営においてどう位置づけるか?」
事前課題に基づくグループディスカッション等を含め、経営における生産の位置づけを考える。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

3 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前課題:自社の事業はインテグラルとモジュラーのどちらのアーキテクチャーかを考え、収益力強化のために求められる企業能力を考える。

授業内容

「各種生産方法と工程設計の基本」
見込み生産、個別受注生産、セル生産等各種生産方法についての基礎を学ぶと同時に、ラインバランシング等の工程設計の基本を理解する。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

4 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前課題:3Dプリンティングの中長期的な生産へのインパクトを考える。

授業内容

「生産計画・生産統制」
需要予測、生産計画策定、進捗管理等の生産に関わる生産管理法の基礎を学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

5 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前課題:提示されたケースに関して、資材所要量計画(MRP)を策定する。

授業内容

「原価管理」
原価管理の構成要素である、原価企画、原価統制の基本を理解する。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

6 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前課題:提示されたケースに対して、原価差異を計算する。

授業内容

「在庫管理・購買管理」
在庫管理と発注方式および購買管理の基礎を学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

7 回

予習・復習時間

8時間(第7・8回に向けての合計)

予習・復習

事前課題:マブチモーターの事例記事を読み、在庫を削減する方法を網羅的に考える。

授業内容

「生産性の改善手法(1)」
生産工程での生産性を改善させる手法として、IE(Industrial Engineering)手法の基礎を学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

8 回

予習・復習時間

8時間(第7・8回に向けての合計)

予習・復習

事前に講義資料を読み準備する。

授業内容

「生産性の改善手法(2)」
QCの7つ道具等の生産性改善手法の概要を学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

9 回

予習・復習時間

1時間

予習・復習

事前に配布講義資料を読み準備をする。

授業内容

「ゲストスピーカー講演第1回:生産マネジメントの実際」
本校卒業生による生産マネジメントの実際の講演と、受講生との間での質疑応答により、生産マネジメントの実際に触れる。

10 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前課題:封筒に手紙を詰める活動の微動作分析を行う。

授業内容

「トヨタ生産方式」
これまでの講義内容を統合した全体の生産システムの「一例」として、これまで世界中の企業で注目を浴びてきたトヨタ生産方式の特徴と本質を学ぶ。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

11 回

予習・復習時間

1時間

予習・復習

事前の配布講演資料を読み準備をする。

授業内容

「ゲストスピーカー講演第2回:オペレーションマネジメントにおけるICTの活用」

株式会社DTS宮田部長をお招きし、インダストリー4.0についての講義を行っていただきます。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

12 回

予習・復習時間

4時間

予習・復習

事前課題:事前配布するトヨタ生産方式の記事を読み、なぜトヨタ生産方式は他社ではうまくいかないのかを考える。

授業内容

「オペレーションマネジメントの基盤としての組織力」
オペレーションマネジメントを成功させるための基盤としての組織力について、グループディスカッション等を通じ考える。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

13 回

予習・復習時間

1時間

予習・復習

ゲストスピーカー企業(スタンレー電気)の事前調査

授業内容

「ゲストスピーカー講演第3回:わが社のトヨタ生産導入の具体的事例」
スタンレー電気のトヨタ生産方式導入担当部門の部長をお招きし、同社のトヨタ生産方式の取り組みを紹介いただく。

課題有無

課題フィードバック方法

個別フィードバック

14 回

予習・復習時間

10時間

予習・復習

ここまでの講義を通じての各自質問事項のまとめ

授業内容

「オペレーションマネジメントまとめ」
ここまでの講義全体を振返り、重要なポイントのおさらいをする。

15 回

予習・復習時間

10時間

予習・復習

期末試験に向けての準備

授業内容

期末試験

授業方法

講義を中心としながらも、適宜グループディスカッション、ゲストスピーカーの講演とゲストと受講者の質疑応答等を組み込んでいる。

テキスト

毎回講義資料を配布

参考図書

「日本のもの造り哲学」藤本隆宏著(日本経済新聞社) ISBN978-4-532-31139-1

「生産マネジメント入門I、II」藤本隆宏著(日本経済新聞社) ISBN978-4532132057/4532132064

成績評価

評価の視点
評価
ウェイト
備考

『事前』提出課題

40 %

毎回提出した課題に基づきグループワークを行うので、課題『事前』提出は必須

授業受講姿勢

30 %

授業中での建設的質問、グループワークでのリーダーシップの発揮、率先したグループワーク結果の発表等

期末試験成績

30 %

合計
100%

受講生へ授業科目のアピールポイント、必要な基礎となる科目の履修や知識・スキル

オペレーション、特に生産活動は、ものづくりを強みとする日本企業のコアの活動で、直接に生産活動に携わってこなかった社員・マネジャーにとっても必須の知識です。本科目においては、このコアの活動を、これまで学ぶ経験の少なかった受講生を対象に、全体像を理解いただくことを目的としています。

その他

期末試験を実施する

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